呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)の企画展「戦艦『長門』と日本海軍」が同館で、当初の会期を延長し来年3月24日まで開かれている。
戦艦「長門」は、1920年、日本海軍の軍備拡張計画「八八艦隊」の一番艦として、呉海軍工廠で建造。世界初の41砲を搭載し、高速航行が可能だった長門は、長きにわたって連合艦隊の旗艦を務めた。
企画展では、長門の図面や乗組員の日記の他、大和ミュージアム名誉館長で俳優の石坂浩二さんが所有する軍艦旗など約60点の資料を展示。見どころの一つが連合艦隊司令部が会議や食事などに用いた部屋とされる長官公室の部分再現。
西日本豪雨の影響に伴う広島市から呉市や大和ミュージアムへの交通アクセスは、JR呉線で安浦以西の不通区間はなくなり、広島呉道路も全線で通行を再開している。企画展は一般800円、高校生500円、小・中学生300円。
(待田)
【大和ミュージアム】企画展の会期延長 交通アクセスも改善
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