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火災の早期鎮圧に貢献 八本松西の3人に感謝状

  • 2020/12/24

 

 東広島市消防局は6月11日、たばこの吸い殻の不始末による火災の早期鎮圧に貢献した、同市八本松西の市川鈴恵さん(46)、結月さん(10)親子と、蔵本智さん(79)に感謝状を贈呈した。
 火災は5月4日に発生。午後2時30分頃、干していた洗濯物を取り込もうとした市川さんが、隣の30代女性宅の2階ベランダから煙と炎が上がっているのを発見し、119番通報した。女性が不在だったため、娘の結月さんが近隣の住民に声掛けをして回った。駆け付けた蔵本さんが自宅の園芸用ホースで外から水を掛けるなどして、消防車が到着するまで消火活動を行い鎮火した。
 同局で、古川晃消防局長から感謝状を受け取った結月さんは八本松小の5年生。学校や地域で年に数回、防犯・防災の訓練を受けていて、日頃から家庭内でも意識をしていたという。「最初は本当の火事なのか分からなかった。お母さんに言われて、みんなに声掛けをした。火が燃え広がらなくて本当に良かった」と笑顔で話していた。
(茨木)

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