東広島市は6月14日、市役所4階の会議室で「保育士さんの交流セミナー」を開いた。昨年10月に初めて行われ、今回が2回目となる。
参加者は市内に勤める勤務年数1〜3年の保育士29人。同じ時期に勤め始めた保育士同士が、直接会って話すことで仲間意識を高め、保育士の離職を防ぐことが目的。
セミナーでは、社会福祉士の土居和子さんが講師に。参加者は5人ずつに分かれ、グループワーク形式で気になっていることを付箋に書き出し合った。稲田理子さんは2歳児の7人を受け持っている。0〜2歳児が同室の環境で、自身の声が子どもたちに届きにくいことが気になっていた。
土居さんは、「少し低めで穏やかな声で、話す時にトーンを下げると声が通りやすくなります」とアドバイス。稲田さんは、「明日から早速実践してみます」と笑顔で話していた。
(奈須)