65歳以上の人を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種が東広島市でも行われています。
医療機関で受ける「個別接種」と、会場で受ける「集団接種」があり、選択できます。
どんな流れで「集団接種」がされているのか、取材を申し込み、担当者に会場を案内してもらいました!
詳しいリポートの前に…
自分が接種するつもりになって感じたこと
①スタッフがきびきびと案内してくれ、「次はどうすればいいの」という不安がなかった。
②受付をして30分程度で終了する。予約制が生かされている!
東広島市消防局会場をリポートします!
消防局会場では平日、1日に約600人の接種をしています。
駐車場があるので、車での来場もOK。
西条にお住まいの人へ、こんな取り組みもされています。
消防局の正面玄関に行くと、イスが並んでいます。
近くにいくと、黄緑色のベストを来たスタッフが、すぐに声を掛けてくれ、
「何時からの予約ですか」と聞いてくれます。
予約時間のちょうど前の人は2階に案内されます。
それ以外の人は、こちらのイスに座って待機。時間が来たら、2階に案内してくれます。
庁舎に入る前に、おでこでの検温をピッ。
入ってすぐに手指の消毒をします。
2階に上がって、矢印の方へ進んで
受付へ。
接種券(クーポン券)を提出して、予約確認をします。
隣の予診票確認コーナーで書き漏れがないかスタッフと一緒にチェック。
検温コーナーで、おでこでピッと検温し、その時の体温を予診票に記入。
医師の待つ予診室へ。当日の体調などを確認します。
予診が終わると、3階へ移動。エレベーターもあります。
下の写真は3階の出入り口です。向かって右側が入口、左側が出口です。
入口すぐのスタッフから番号札を受け取って
奥に進みます。
奥のちょっと手前が接種室です。
4ブースあり、ワクチンは看護師が打ちます。
接種室の隣に待機所があり、待っていると、3階入り口でもらった番号が呼び出されます。
接種室に入って、看護師が予診票を確認後、
接種します。
接種が終わったら予診票とタイマーが渡されます。
奥のコーナーに行き、予診票を提出。
タイマーを持って、こちらで15分、副反応が出ないか観察するため、待機します。
もし副反応が出た場合は同じ階にある処置室で対応します。
ピピピっと音が鳴ったら、タイマーをスタッフに返して、接種済証を受け取ります。
最後に、出口近くのコーナーで2回目の接種を予約。
基本的には1カ月後の予約になります。どうしてもその日が難しい場合は2~3日前後してもよいそう。
2回目の予約受付票をもらって終了。
出口から帰ります。
もちろんエレベーター完備です。
冒頭でも、感じたことをまとめましたが、たくさんの人が接種しますが「とてもスムーズ」という印象でした。
今回、流れを詳しく紹介しましたが、現地に行けば、各所に配置されたスタッフが、的確に誘導してくれるので、流れを覚える必要はありません。
それと、「予約制」がしっかり生かされていることがいい!
予約時間の5分前に行く のがベストのようです。
ただ、例えば、予診に当たっていた医師が副反応が出た人に対応すると、当然、予診可能な人数が減ることになり、結果、流れが悪くなる、というケースもゼロではありません。
その場合でも冷静に、現場のスタッフの指示に従えばきちんと接種ができると思います。
以上、東広島市の新型コロナワクチン集団接種のリポートでした。
文 Reiko Hashimoto
写真 Reiko Hashimoto