
東広島市には、ものづくりの拠点となる製造業が集積、製造品出荷額は中四国で上位にランクする。独自の企業経営、技術力で全国、世界に誇れるオンリーワンの企業も多く、元気な東広島市経済の一翼を担う。その企業の一部をピックアップ。
社会インフラを守る会社 株式会社ポリテクノ

ポリテクノ(本社・東広島市三永3)は、防水や防食、塗装工事などで社会インフラを守る会社だ。創業は2010年。最先端の機械を導入しながら、安全で安心に暮らせる社会の一端を支えている。
建造物の防水工事も
売上高の9割は防水工事が占める。工事別では、高速道路の橋梁箇所が大きなウエイトを占める。橋面には、凍結防止剤に使われる塩化カルシウムをまくため、水分がコンクリートの劣化速度を急速に早める。劣化を防ぐためには、橋面の防水工事を適切に行う必要があるからだ。
これまで山陽自動車道や中国自動車道、九州自動車道など西日本の高速道路を中心に手掛けてきた。液体状の樹脂を路面に吹き付け、防水層を作り出す、塗膜防水スプレー工法で、実績を積み上げてきた。近年は、建造物の劣化を防ぐ防水工事にも力を入れている。県や東広島の公共事業の入札に参加できるようになったからだ。賀茂高や竹原高の体育館屋根の防水工事を手掛けた実績を持つ。

最新のマシンを導入
事業(工事)を支えているのがマシンだ。スプレーマシンやスプレーロボット、下地処理マシンなど51台を所有している。近年、さびや古い塗装を除去するレーザークリーニングマシンを県内で初めて導入。最新のマシンを取り揃えながら、事業の拡大を図っていく。
創業以来、売り上げは右肩上がりで順調に推移している。顧客との信頼関係を構築してきたことが大きな要因だ。23年は東京に、24年は大阪に営業所をそれぞれ開設し、売り上げを伸ばす態勢を整えてきた。今年の売り上げは、昨年を4億円上回る10億円が大きな目標だ。
現在の社員数は20人。社員が共有していることは、言葉にして伝えることと、人に任せて学ぶことの大切さだ。山嵜慶彦社長は「人とのコミュニケーションは、思っていることを言葉で発することで図れる。仕事は人に任せることで、責任感が生まれ、自らも気付き成長できる」と強調する。

ゼロ災害が目標
会社の一番の目標は「ゼロ災害」だ。工事現場にトイレカーを導入しているのも、その一環だ。トイレカーにはトイレとエアコンを設置。夏場の熱中症対策や、トイレ未設置の現場に対応する。山嵜社長は「快適な工事現場の環境を実現することが事故防止につながる。おかげさまで、創業以来、事故はありません」と胸を張る。

売り上げ50億円目標
将来的には、50人の社員で50億円の売り上げが目標だ。「社員一人一人が自分の存在価値を確認し、輝いている会社に」と山嵜社長は目を輝かせる。
会社概要
住所/東広島市三永3‐16‐4(本社)
電話/082ー426ー1630
河内企業団地内に施工事業部、大阪と東京に営業所を持つ。
主要取引先は大手ゼネコンや官公庁など。
プレスネット編集部











