全国料理業生活衛生同業組合連合会の近畿・中四国ブロック会議がこのほど、東広島市西条岡町のホテルヴァンコーネルで開かれた。各地から料理業界の関係者約40人が集まり、最新の衛生対策や経営課題について意見を交わした後、懇親会では地元食材を使った料理が振る舞われた。地元の酒造会社の賀茂鶴酒造、賀茂泉酒造、白牡丹も参加した。
中でも注目されたのが東広島のブランド鶏「東広島こい地鶏」。こい地鶏の紹介動画が上映され、東広島こい地鶏ブランド推進協議会の上田祐子さんがあいさつ。ビシソワーズやつくねとして提供され、良質な脂と、うま味が凝縮された味わいに、美濃吉、神戸たん熊、料亭井原など有名店の社長も舌鼓を打ち、「地元料理の可能性が広がる」と評価した。
こい地鶏は市内の生産者が時間をかけて育てた地元自慢の食材で、今回の会議を通じてその魅力が広く発信された。
賀茂鶴酒造の石井裕一郎代表取締役が「西条の酒造りと賀茂鶴酒造」を演題に講演し、好評だった。(橋本)













