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クリヤマホールディングスが研究開発拠点を東広島市に設置 2026年7月稼働開始予定

  • 2025/09/09
握手を交わすクリヤマホールディングス株式会社小貫成彦社長と高垣徳市長(撮影・山浦)
握手を交わすクリヤマホールディングス株式会社小貫成彦CEO(左)と高垣広徳市長(撮影・山浦)

 クリヤマホールディングス(本社・大阪府大阪市中央区、小貫成彦CEO)は、東広島市八本松飯田に研究開発施設「クリヤマR&Dセンター(仮称)」を建設中。2026年5月末に完成し、同年7月の稼働を予定している。

 同センターは、産業用資材、スポーツ・建設資材、産業用ホースなどを手掛けるグループ全体の研究開発機能を集約する拠点。敷地面積は約4800平方㍍で、今年6月に着工した。クリヤマホールディングスは、ゴム・樹脂製品の製造、尿素水品質センサー製造、スポーツ施設や鉄道施設、商業施設向け等の床材販売・施工、産業用ホースの製造・販売を手掛けるグローバル企業で、東広島市での施設建設は初となる。

 9月4日には、クリヤマホールディングスの小貫CEO、グルーブ会社・サンエーの吉住理社長、クリヤマR&Dの山本真生社長が東広島市の高垣広徳市長を表敬訪問した。高垣市長は「世界に貢献するイノベーション・創造するまちづくりを目指している東広島市に、研究開発型の企業ができることは非常にうれしい。新しい材料が生まれることを期待している」、クリヤマホールディングスの小貫CEOは「当施設はグループにおける初の研究開発拠点となる。東広島市は半導体産業や広島大学をはじめとした研究機関が数多く集積しており、そうした先端事業との連携を通じて当グループの企業価値を高めたいと考えている。また、この環境を生かし優秀な人材確保にもつなげていきたい」とそれぞれ話していた。(山浦)

プレスネット編集部

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