
弊社は、米穀・食品・燃料・電気・物流など多岐にわたる事業を展開していますが、私が所属する商品開発部では「お米の新しい食べ方」の提案をテーマに、日々商品開発に取り組んでいます。入社2年目の私は、1年目に「五つ星お米マイスター」の資格を取得しました。お米の品種や炊飯特性を見極め、特長を最大限に生かした商品づくりを目指しています。
高齢化が進む中、咀嚼(そしゃく)・嚥下機能が低下した方でもおいしく食べられる冷凍食品「カロリーサポートやわらかごはん」を2023年に開発。粒感(えんげ)を残しながら舌で潰せるやわらかさを実現し、1食150㌘で158㌍と高カロリーを維持しているのも特徴です。この商品は、公的機関と連携し、独自製法で特許も取得しました。

現在は、アレンジレシピの提案や展示会でのPR活動を通じて、広く商品を知っていただく取り組みを進めています。お米の魅力を再発見し、食のバリアフリーを実現することで、これからも新しい食の可能性を広げていきたいと考えています。
今後も「おいしいごはんを届けたい」という想いを大切にしながら、お客様一人ひとりの声に耳を傾け、ニーズに寄り添った商品づくりを通じて、お客様本位の経営に努めてまいります。地域の皆さまの暮らしに寄り添い、安心・安全でおいしい商品をお届けすることで、より豊かな食生活の実現に貢献していきたいです。















