毎週月曜日の13時台にFM東広島(89.7MHz)で放送中の「教えて!歯医者さん」。歯にまつわるいろんな情報をお届け。
今回は、往診歯科 おだ 山木戸隆子先生に「歯の異常で分かる病気」 について話を聞きしました。
口の中から分かる
全身疾患とは?
低フォスファターゼ症という骨に関わる病気で、血中のアルカリフォスファターゼという酵素が欠損している遺伝子の病気があります。骨に異常が現れ、低身長、手足が短くなる、内反膝、骨折、骨変形、けいれん、乳歯早期脱落などの症状があります。
この中で歯科に関わる部分だと、乳歯の早期脱落です。
低フォスファターゼ症の
早期発見の鍵とは?
乳歯は生え変わるものなので、歯が抜けても異常と感じにくいです。通常だと、5歳~6歳くらいに始まり、下の前歯からぐらぐらし始めます。抜けた歯は5、6㍉四方の小さいものですが、低フォスファターゼ症で抜けた歯の場合、乳歯の根っこが溶けていないためしっかりした歯として抜けてしまいます。
抜けないようケアすることも大切ですが、たとえ抜けてしまっても今はアルカリフォスファターゼを補充する治療が確立されています。見た目にも影響が出てくるものなので、疾患の治療だけでなく、色々な配慮が必要な病気です。
4月26日13時台の「教えて歯医者さん」はお休みです。次回は、5月10日放送です。
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