美に関するヒントをお届けする特集 HbB/ヒガシヒロシマン ビー ビューティー
梅雨の時季は気圧や気温の変動が大きいため、自律神経の乱れから頭痛や肩こり、イライラなどが起こりやすくなります。
今回は心身のバランスを整える効果があるといわれているヨガについて、西条栄町の「アロマ ヨガ瞑想スタジオ SURYA」代表の原田裕子さんに話を聞きました。
アロマ ヨガ瞑想スタジオ SURYA
代表 原田裕子さん
ヨガはゆっくり呼吸しながら動くことで、自律神経を整える効果があります。リラックスした状態は血色を良くし、健やかな美しさを引き出します。隙間時間にぜひどうぞ。

1.三角のポーズ
❶ 足は肩幅の2倍程度に大きく広げ、右つま先を右真横に、左つま先を少し内側に向ける。息を吸いながら両腕を肩の高さまで上げ、床と平行にする。
❷ 息を吐きながら上半身を真横に倒していく。右手は足首またはすねに軽く添えるか、床に置く。左手は上にまっすぐ伸ばし、視線は上の手の平を見る。
❸ ゆっくりと呼吸を続けながらポーズをキープし、息を吸いながら①の姿勢に戻る。同様に左側も行う。

2.花輪のポーズ
❶ 足は肩幅程度に開き、つま先を外側に向ける。息を吐きながら腰をゆっくりと沈めて深くしゃがみ、背筋を伸ばす。
❷ 胸の前で両手のひらを合わせ合掌する。息を吸いながら両手を頭上に向かってゆっくりと上げながら、同時に腰も上げて立ち上がり、頭の上で両手を左右に開く。
❸ ①~②の動作を呼吸に合わせてゆっくりと数回繰り返し行う。

3.蓮華(瞑想)のポーズ
❶ あぐらで座るか、床に座って右足首を左太ももの付け根に、左足首を右太ももの付け根に置く。難しければ片方の足だけを太ももに乗せても大丈夫。
❷ 膝の上で親指と人差し指で輪を作る。背筋を伸ばし、肩の力を抜いて、自然な呼吸に意識を集中する。目は閉じるか、半眼にする。
※慣れないうちは3分から始め、慣れてきたら10分くらい続ける。無理をせず、心地よい時間で行う。

※いずれも痛みがある場合はすぐにやめる
ヨガをするときのポイント
「ながら」はNG
ヨガは呼吸に集中することが大事。そのためテレビを見ながらなど、「ながら」行動はNGです。
空腹時に行うのがベスト
食後の体は消化にエネルギーを使うため、ヨガの効果が出にくい。ヨガをするときは食前など空腹時がおすすめ。
呼吸を止めない
ヨガは呼吸が大事。動きの途中で呼吸を止めずにゆっくりと呼吸をしながら行いましょう。