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「蔵カフェ 天響(あまゆら)」で田園風景とNEOへそ丼を堪能(東広島市豊栄町能良)

  • 2025/05/10

東広島市豊栄町能良の「蔵カフェ 天響(あまゆら)」は、のどかな田園風景の中にある蔵を改装したカフェです。週替わりのランチでは、東広島のご当地グルメの広島へそ丼をアレンジした「NEOへそ丼」が味わえます。

蔵カフェ 天響

目次

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東広島市豊栄町の蔵カフェ 天響(あまゆら)

田園風景の中に現れた一軒家

蔵カフェ 天響の場所は、東広島市豊栄町能良1918。県道342号(別府河内線)沿いで、河内町宇山に近くにあります。のどかな田園風景の中に佇む赤い瓦の一軒家です。店舗は2階建てで、母屋の奥にある蔵を改装して作られています。

1階カウンター席

重厚な蔵の扉を開けると、店内は木の香りと温もりを感じる落ち着いた雰囲気。1階はカウンター席が4席ほど。

2階へ

2階は6人掛けテーブルと、2人掛けテーブルが2つ。自然光が入る落ち着いた空間です。

ご当地丼をアレンジしたNEOへそ丼

蔵カフェ 天響では、豊栄町で生まれた東広島のご当地グルメ「広島へそ丼」をアレンジした「NEO(ネオ)へそ丼」をランチメニューとして提供しています。NEOへそ丼は、食材や味付けなど、これまでの「へそ丼」の概念を覆した「新しいへそ丼」という意味で名付けられたそう。

この日のへそ丼は「巻かないキンパ」と「ヤンニョムチキン」の韓国風のへそ丼が2種類。ランチは、へそ丼、スープ、マコモ茶、ミニデザートのセットで1500円。

NEOへそ丼「巻かないキンパ」

地元の新鮮野菜がたっぷり「巻かないキンパ」スープ・ミニデザート・マコモ茶付 1500円

巻かないキンパのへそ丼は、韓国料理「キンパ」の具材が彩り鮮やかに盛り付けられています。具材は、ニンジン、ラディッシュ、プチトマト、レタス、キャベツ、たくあん、韓国のりなど。ごま油で甘辛く味付けられた牛肉と、高光養鶏場(東広島市豊栄町)の卵を絡めます。店主の天音さんに「混ぜれば混ぜるほどおいしい」とアドバイスをもらい、具材をよく混ぜ合わせました。刻んだ「たくあん」の食感とさっぱりした酸味がくせになる味わいでした。

ヤンニョムチキン

甘辛タレが絶品「ヤンニョムチキン」スープ・ミニデザート・マコモ茶付 1500円

ヤンニョムチキンのへそ丼は、とろけるチーズに食欲がそそります。ドレッシングがかかった野菜とチキンを混ぜることで、うま味が絶妙に絡み合っておいしい。

スープ・ミニデザート・マコモ茶

大根とわかめのスープ

スープは、大根とわかめ。大根がたっぷり入ったヘルシーな一品です。

まこも茶

イネ科の植物のマコモ茶は、香ばしい香りがトウモロコシの葉の香りに似ていて、くせのないスッキリとした味。食事にもピッタリです。

ミニデザートは手作りのマコモケーキ

ミニデザートは、マコモパウダーを練り込んだシフォン生地の「マコモのケーキ」。若い稲のような薄い緑色をしていて、トッピングのイチゴとの色合いも◎。

ランチは予約営業のみ

屋外の席も心地いい

蔵カフェ 天響のランチは、4名様からの予約営業のみ。ランチセット(NEOへそ丼・デザート・コーヒーまたは紅茶)か、デザートセット(サンドウィッチ・デザート・フルーツ・コーヒーまたは紅茶)が選べ(各2000円)、2階スペースを3時間ゆっくりと利用できます。メニューの内容は予約時に相談も可能です。詳細は、インスタグラム または電話でお問い合わせください。

マコモタケの魅力を発信

店内で販売中「マコモ茶」

店主の天音さんは、カフェと同じ敷地内にある「NORA-NOLA天音の里(のらのーらあまねのさと)」で、農薬を使わずマコモタケを育てています。マコモタケを使ってのイベント、商品づくり、マコモタケの魅力を伝える情報の発信をする場所のひとつとして、蔵カフェをオープンしたそうです。

店主の天音さん

今回の取材が終わった後、一番に浮かんだ言葉は、「来週はどんなメニューがあるのかな」でした。「何度訪れても楽しめるメニューにしたい」と話してくださった天音さんの言葉とリンクしているようで、訪れるたびに新しい発見がある場所だと感じました。

店舗情報

蔵カフェ 天響(あまゆら)
東広島市豊栄町能良1918
082-401-3131
予約営業のみ(4名様~) ※詳細は インスタグラム または電話で確認をお願いします

NORA-NOLA天音の里(のらのーらあまねのさと)
090-1019-4058
ホームページ
インスタグラム

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