米+東広島の特産品が基本形
飲食店も生産者も元気に!
米を入れた「東広島焼き」が、東広島市公認のご当地お好み焼きとなって1カ月が過ぎた。提供する店舗も徐々に増え、SNSで話題になることも増えた。その魅力とは。(橋本礼子)

実は「米どころ」 県内最大の生産量
東広島焼きは、米と各店舗が選んだ市産品を1品以上加えることが条件。米が選ばれた理由は、東広島市は米の生産量が県内最大であることから。令和6年の収穫量は1万6300㌧で、県内で1位。「酒どころ」であるが、実は「米どころ」でもある。
「米どころだという認知度が高まり、市産品の消費も増えることで、農林水産業の盛り上がりにもつながれば」と市ブランド推進課。
現在5店舗が東広島焼きを提供。ネギ、牛ホルモンなど、さまざまな市産品が使用されている。調理法も、ご飯に具材を混ぜて挟んだり、ライスバーガーのように焼いたりとさまざま。



今後、市は生産者と飲食店をつなげ、東広島焼きを提供する店舗の拡大を目指す。飲食店も生産者も元気になり、消費者も楽しめるのが東広島焼きの魅力だ。
東広島焼きが食べられる店
観光サイト「ヒガシル」\現在3店舗紹介/