東広島商工会議所会館1階に「ラーメン華」が2025年4月24日にオープン。インスタグラムを見ると東広島のブランド地鶏、「東広島こい地鶏」を使ったラーメンを販売とのこと。どんなラーメンなのでしょう。実際に食べてきました。他のメニューなども合わせてリポートします。

目次
東広島商工会議所会館の「ラーメン華」

ラーメン華の場所は、東広島市西条中央7丁目23-35。三ツ城古墳の近くにある東広島商工会議所会館の1階。以前「らびずはうす西条店」があった場所です。
席の二次元コードから注文

店内はテーブル席と、三ツ城古墳を眺めながら食べることができるカウンター席があります。
それぞれの席に注文用の二次元コードが置いてあるので、読み取って注文します。
東広島こい地鶏のラーメンを提供

店内には「東広島こい地鶏」のことが説明されたパネルも。読んでみると、栄養価が高いエサを食べてのびのび育ったからこそ、栄養価が高い鶏肉なんだと分かりました。
ラーメン華のメニュー


メニューはこちら。東広島こい地鶏を使った「地鶏ラーメン」や、尾道ラーメン、限定5食の日替わり定食など。他にも志和町の侍ネギ(ネギ50:ミンチ50)を使った揚げ餃子や、東広島のご当地グルメのコメカラといった東広島ならではのメニューもあります。
生卵の下には、究極のTKG(卵かけご飯)に使用と記載が…。ラーメンはもちろんですが、こちらも気になります。
地鶏ラーメン

地鶏ラーメン、小ご飯、こい地鶏生卵を注文しました。
鶏ラーメンというと、白湯系を想像していたのですが、しょうゆベースなことにびっくり。

スープは、東広島こい地鶏骨を5~6時間煮込んで抽出したうま味たっぷりのだしに、東広島のシワタツ醤油をブレンド。トッピングには、東広島こい地鶏のチャーシュー、志和産のサムライねぎなどがあり、東広島の特産品がたっぷりつまっています。麺はスープが絡みやすい細いちぢれ麺を使用。
食べると、中華そばのスープのような味に鶏のうまさがプラスされていてコクがあります。鶏から出る油の鶏油(ちーゆ)にもうま味がたっぷり。もっと濃い味を想像していたのですが、醤油の濃さもちょうどよく、意外とあっさりとしていました。チャーシューもやわらかく、スープとのマッチングも最高でした。
究極のTKG(卵かけご飯)

そして食後のお楽しみ。究極のTKG(卵かけご飯)です。お米も東広島産を使用。残ったスープにご飯と「東広島こい地鶏」の生卵をそのまま入れてかき混ぜます。

スープと卵とご飯が合わさってさらにうまさアップ。スープがあっさりしているのであっという間に完食。東広島こい地鶏、だしもお肉も卵もたっぷり堪能させていただきました。
オープンのきっかけ

ラーメン華を運営する株式会社エムエイチ代表取締役の宮岡睦尚さんに話を聞きました。同社は西条町下見の華ごころも運営しています。レシピを考案したのは、華ごころの前に運営していた焼肉屋「夢王国」で料理長をしていた岡本たかしさん。宮岡さんが岡本さんが作ったラーメンを、また食べたいという話からラーメン華のオープンにつながったそうです。
メニューの尾道ラーメン(たかちゃんラーメン)は「夢王国」で提供していた、岡本さん考案のラーメンとのこと。
東広島こい地鶏を使ったラーメンを提供することで、地域貢献につなげたいと言っていた宮岡さん。〝体に良いもの(エサ)を食べているものを食べることで、自分にとっても良い体作りにつながる”という言葉が印象的でした。
「気軽に東広島こい地鶏を食べに来てほしい」とメッセージをいただきました。気になる人はぜひ行ってみてくださいね。
ラーメン華の店舗詳細
ラーメン華
住所:東広島市西条中央7丁目23-35(東広島商工会議所会館1階)
営業時間:11:00~15:00(ランチのみ)
店休日:日曜日