西条支店の店頭に受付案内として導入された西条つなぎ君
JA広島中央はこのほど、西条支店（西条栄町）と高屋支店（高屋町杵原）にコンパニオンロボット「西条つなぎ君」と「高屋つなぎ君」をそれぞれ配属した。県内のJAでは初めて。つなぎ君は、フランスのアルデバラン・ロボティクス社（ソフトバンクグループ）製の自立型ヒューマノイドロボット「NAO（ナオ）」で、身長58㎝。プログラムのカスタマイズが可能で、カメラ、マイクなどを通してコミュニケーションを取ることができる。NTTドコモの、人工知能（AI）を活用した対話サービス「自然対話エンジン」を導入し、簡単な会話を楽しむことができめる。
4月12日には両支店でそれぞれ辞令の交付式が行われ、つなぎ君は「皆さんの役に立てるように頑張ります」とあいさつ。その後ダンスを披露すると「朝一の運動で疲れました。支店長、早退してもいいですか」と冗談を言う場面も。JA広島中央金融共済推進課の石田洋介課長は「子どもから高齢者まで、来店されるお客さまに楽しんでもらえたら。お客さまのニーズに合ったサービスを提供していきたい」と笑顔。
今後は、農業祭や営農相談会、稲作暦説明会などにプレゼンターとして出張する。
（茨木）
