東広島市立中央中吹奏楽部の3年三笠諒君(14)が、第4回Kサクソフォーンコンクール(K音楽コンクール主催)の中学生の部で第1位に輝いた。
演奏した曲を録音したCD審査を通過後、3月に実施されたセミファイナル、ファイナルでは、東京都港区六本木の六本木Kコンサートサロンで演奏。審査員から、「将来、サックス奏者として十分、可能性がある」と評価され、1位に輝いた。
三笠君は、中学入学後、吹奏楽部に入り、サックスを始めた。部活動ではもちろん、家でも練習に励んでいる。今回初めて同コンクールに挑戦した三笠君は「曲の背景の雰囲気が演奏で伝わるように頑張った。同年代の人の演奏に刺激を受け、自分の目指す演奏の目標が見つかった。憧れの人もでき、これからもたくさんのコンクールに挑戦していきたい」と笑顔。
顧問の三宅裕子指導教諭は「自ら課題に気付き練習し、努力している。この受賞によって、新しい出会いがあるから、視野を広げていってほしい」と話していた。
(石田)