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県消防職員意見発表会 市消防局職員ら2人が最優秀

  • 2021/05/12

広島県消防長会の斉藤浩会長から記念品を受け取る関口消防副士長

 

消防防災について取り組む課題などを発表する広島県消防職員意見発表会がこのほど、東広島芸術文化ホールくららで行われた。発表者は、県内全13消防本部の代表18人。最優秀には、東広島市消防局安芸津分署の関口将弘消防副士長と広島市消防局西消防署の長谷部穂奈美消防士長が選ばれた。

関口消防副士長は「三次災害」をテーマに発表。2016年3月に起こった山陽自動車道下り八本松トンネルの火災事故のときに、携帯電話などのカメラレンズを災害現場に向ける多くの人たちを目の当たりにし、被害者のプライバシーを侵害することを三次災害として問題視し、対策を示した。

 

長谷部消防士長は、ポジティブな言葉掛けが、相手のやる気を引き出し、良い結果に導くことができるなどと、提言した。2人は県代表として4月27日に鳥取県米子市で行われた全国消防長会中国支部消防職員意見発表会に出場した。
(石田)

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