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(MON)

東広島の今昔 JR西条駅前の移り変わり

  • 2022/12/21

写真・文 船越雄治

2002(平成14)年6月に撮影
2018(平成30)年2月に撮影

上の写真は平成14年6月22日、旧西条駅の東端に立ち、西方向にカメラを向けて撮った写真である。

 西には巨大な看板塔が2本立ち、さらに松の木が植栽されていたので、そうでなくても狭いロータリーがさらに狭くなっていた。自家用車のための駐車スペースは数台分が取ってあったが、いつもふさがっていて、駐車を断念することが多かった。

 このロータリーの出入り口は、西に中央通りへ続く比較的広い道と東に狭い道の2カ所があったが、広い道はふさがり、狭い道はブールバールとなり、様相は一変した。写真に写っている広場は、かつてバス、タクシー、マイカーの三者が共同で使っていたが、今はバス専用の発着、待合場所となっている。


2002(平成14)年7月に撮影
2018(平成30)年2月に撮影

 上の写真は平成14年7月、旧西条駅の東端から南にカメラを向けて撮った写真。ブールバールが暫定片側1車線だけで西条駅へ直結できた頃の光景である。

 ブールバールの東側では更地に新店舗が続々と建設中であり、「さくらや」はほぼ元の位置で、今風の店舗がシートの中で完成に近づいていることが分かる。現在「さくらや」の隣にある駅前交番はまだ姿を現していない。

 画面右側に写っている旧店舗やビルが解体された後に、ブールバールは片側2車線全4車線化され、広い歩道も設けられて今に至っている。

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