FM東広島 たちまちブランチ 毎週金曜日10時台のコーナー 街角リポート リポーターの平野朋美です。9月26日(金)は、西条町寺家にある平岩地域センターで行われている、「菜の山工房」のお米で作るパン教室へお邪魔してきました!

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お米のパン教室「菜の山工房」

「菜の山工房」は、講師の渡邉美奈子さんが、娘さんとともに、生米パンと米粉パンのライセンスを取得し、2024年3月に東広島市内でスタートしたパン教室です。教室のほか、時折パンの販売も行っているとのこと。教室は、「平岩地域センター」と「志和教室」(東広島市志和町志和堀)の2カ所で開催されており、月に4~5回のペースで開かれています。この日は、平岩地域センターでのレッスンがあると聞き、お邪魔してきました。
「お米で作るパン教室」

渡邉先生は、小麦パン作り歴29年。長年の経験を活かし、いつかは自分の教室を開きたいと考えていたそうです。そんな中、インスタグラムで山田美奈先生の「生米パン」に出会い、娘の森奈乃さんとともにレッスンを受講。「小麦パンとは違う“ふわもちの食感”、そして“おいしさ”。お米100%、米粉100%、グルテンフリーで“身体に良い”。さらに“作るのに時間がかからない”など、良いことばかりで、とにかく衝撃的でした」と渡邉先生。
その感動がきっかけとなり、生米・米粉パンの魅力にすっかりハマり、ついに夢だったパン教室をスタートさせました。
本日のパンは「生米ハードパン」

この日のレッスンは、「生米ハードパン」。なんと、生のお米からパンを作ると聞いて、思わず「えっ?」。調理台には、炊いていないお米が並んでいます。どうやら、お米を浸水させた状態からミキサーで粉砕し、生地を作るのだそうです。

「しっとり・ふわふわの食感と、お米の自然な甘みが味わえるのが魅力なんです」と渡邉先生。小麦とはまた違う、味わいのパンに仕上がるとのことで、初受講の方も興味津々です。
さらに、生米ハードパンをベースにアレンジすることで、フランスパン、ベーコンエピ、チーズクッペ、カンパーニュの4種類のパンが作れるそうです。お米からこんなにパンが生まれるとは、驚きです!
受講生さんの声

この日は、リピート受講の生徒さんと、初めて参加された生徒さんがいらっしゃいました。
何度か受講されている方は、自宅でもパン作りを楽しんでいるそうで、「おいしい」「手軽にできるのがいい」と、話してくださいました。その声や表情から、お米パンの魅力にすっかりハマっている様子が伝わってきます。
一方、初参加の生徒さんは「以前から話を聞いていて、いつか受講したいと思っていたんです」と、念願の参加に嬉しそうな表情。
これまでの受講生さんの中には、受講後ほぼ365日、毎日パンを焼いているという方も!「思い通りにできない日も、それはそれで楽しい」とか。お米パン作りそのものへの熱意と、パンを焼くことで感じる“幸せ”や“楽しさ”が伝わってくるエピソードでした。
レッスン後のお楽しみ

パンが焼き上がった後は、みんなでティータイム。パンを味わいながら、参加者同士でおしゃべりを楽しむこの時間も、教室の大きな魅力のひとつです。
レッスンで焼き上がったパンは、生徒さんがそれぞれ持ち帰り、ティータイムには渡邉先生があらかじめ焼いておいたパンが振る舞われるとのこと。なんとも贅沢なひとときですね。

・・・ということで、インタビューはレッスン開始前だったのですが、「平野さんにも」と、私にもティータイム用のパンを用意してくださっていました!!ふわっと甘い香りが広がり、驚くほどしっとりとした食感に笑顔が隠せませんでした(笑)。「こんなおいしいパンが作れるなんて、私にもできるのかしら?」と、興味がますます湧いてきました。
レッスンについて

教室の開催日時は、菜の山工房のインスタグラムでチェックできます。また、開催希望などのリクエストがあれば、インスタグラムのDMを通じて、日時やレッスン内容の相談も可能とのこと。

最後に、渡邉先生は「お米パンの魅力を、もっと多くの方に知ってもらえたら嬉しいです」と、優しい笑顔で語ってくださいました。
次回の教室も、楽しみですね。菜の山工房のアットホームな「お米パン教室」の輪は、これからも少しずつ広がっていきそうです。私もいつか参加してみたいです。
教室情報
菜の山工房
パン教室
・平岩地域センター
・志和教室
※菜の山工房パン教室の予約はインスタグラムDMより
インスタグラム














