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【東広島市・新型コロナワクチン】黒瀬、高屋に集団接種会場設置 9月末には希望者の接種終了見込み

  • 2021/08/12

 

共同会見を行う(左から)広島国際大学の焼廣益秀学長、東広島地区医師会の山田謙慈会長、高垣広徳市長


 東広島市、東広島地区医師会、広島国際大学は71日夕、東広島市役所で共同記者会見を開き、新型コロナワクチンの集団接種会場に広島国際大学東広島キャンパス(黒瀬学園台)、黒瀬生涯学習センター(黒瀬町菅田)、近畿大学工学部(高屋うめの辺)の3カ所を加えると発表した。市内で職域接種が進んでいることや、今回の集団接種会場の拡充などにより、これまで10月末としていた希望者への接種終了時期が9月末の見込みに早まった。

 広島国際大学会場は、同大学生、教職員を対象とした職域接種で、約3000人が対象。75日~810日の期間で実施する計画。黒瀬生涯学習センター会場は約7000人、近畿大学工学部会場は約1万人の市民を対象に、8月中旬~9月末の期間で接種を行う。


ワクチンの一般接種計画(東広島市発表資料より)




 会見で東広島地区医師会の山田謙慈会長は「できるだけ多くの市民が1日でも早く接種を終わらせ、日常を取り戻すことができるよう全力を尽くす」とあいさつ。広島国際大学の焼廣益秀学長は「集団接種会場に医療関係者を派遣するなどして早期接種に貢献したい」と意気込みを語った。

 市は接種予約の受け付けを円滑に進めるため、7月中旬以降に、これまでは集団接種しか予約ができなかったWEBシステムで個別接種の予約も受け付けられるようにすると発表した。

 高垣広徳市長は「希望者への接種終了見込みが1カ月早まったのは、関係者の皆さんの尽力のおかげ」と感謝を述べ、「このスケジュールを実現させるためには、ワクチンの安定した供給が不可欠。国や県に働きかけていく」と説明した。






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