野菜に含まれるビタミンAが粘膜免疫の維持を助ける
コロナ禍で、「感染症予防には免疫力が大切」という話をよく耳にする。免疫とは、外から入ってくる細菌やウイルスから体を守る機能のこと。呼吸器や腸管などの粘膜では「粘膜免疫」が働いており、細菌やウイルスが体内に侵入するのを防いでいる。この粘膜免疫を維持する栄養素の一つがビタミンA。
カゴメ株式会社(本社・名古屋市)によると、ビタミンAを含むニンジン、カボチャ、ホウレンソウなどの野菜を積極的に摂取することは、粘膜の健康維持のために重要だ、という。
ビタミンAは普段の食事で不足しがちのため、野菜をジュースやスープにして飲んだり食べたりして補うといい。
同社のホームページでは、免疫力に関する情報や野菜レシピが紹介されている。