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消防士10人が熱弁 東広島市消防局 消防職員意見発表会

  • 2022/02/08

石丸局長から賞状を受け取る神笠さん
石丸局長(右)から賞状を受け取る神笠さん(撮影・山北)

 東広島市消防局(同市西条町助実・石丸泰三局長)は1月26日、同消防局庁舎で「令和3年度東広島市消防職員意見発表会」を開いた。発表会は、消防業務の諸問題に関する知識を深め意識の高揚を図ろうと毎年開かれている。今回はコロナ禍のため、各所属に発表会の様子をオンラインで配信した。

 

 同消防局と管内の9消防署から若手消防士を中心に10人が参加し、消防防災に関する課題などを5分以内で発表。審査委員長の前延国治副市長ら6人の審査員が、発表内容や発表力などを審査した。

 

 第一席は「地域防災力向上のために」のテーマで発表した、東広島消防署西分署の神笠佑介消防士(25)が選ばれた。消防団員の高齢化が進み、若い世代の入団が減っていることから、消防団に興味を持ってもらえるような案を提案、「消防職員と消防団の連携で、東広島市を世界一災害に強い街にしていく」と訴えた。

 

 神笠消防士は、4月に大竹市で開かれる「令和4年度広島県消防職員意見発表会」に、東広島市代表として出場する。

 

(山北)

 

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