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【地域包括ケアシステム講座②】支え合いの地域づくり

  • 2022/03/18
  • 2022/03/18

 

地域包括ケア

 

マルごと東広島「ぐるマル」とは?

 

住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを、人生の最後まで続けていくために必要となるのが、「地域包括ケアシステム」です。

これは、住まい・医療・介護・介護予防・日常生活支援が、ひとり一人に合った形で、切れ目なく、一体的に提供される社会の仕組みのことです。

地域包括ケアシステムを皆さんに広く知っていただき、地域包括ケアシステムの構築が一層進むよう、「ぐるっとマルごと東広島」(略称「ぐるマル」)と愛称をつけて、普及啓発をしています。

さらに、令和3年度からは、すべての人が、地域、暮らし、生きがいを共につくり、高め合うことができる社会=「地域共生社会」の実現に向けて、「ぐるマル」のマークを図のように新しくして、「赤ちゃんから高齢者まで、支える・つながる・助け合い」のまちづくりを進めることとしました。皆で一緒になって、「ぐるっとマルごと東広島」を目指し、取り組んでいきましょう。

 

あなたやあなたの周りの人の生活を支える「包括ケア推進講座」。

第2回目となる今回は『支え合いの地域づくり』について学んでいきましょう。

 

支え合いの地域づくりについて考えてみましょう

 

住み慣れた地域で高齢者が自分らしい生活を続けていくために、日常のちょっとした困りごとを「地域で解決」できることが大切です。支え合い活動には自分自身の健康や生きがいづくりにもつながります。

 

現状について

 

現代の社会は地域でつながりづくりが難しい時代になっています。昔に比べ、移動手段や通信手段が発達したことにより、遠くの人ともつながりやすくなった反面、近くの人とつながらなくても生活が成り立つようになりました。都市部では隣に誰が住んでいるか知らないという事はめずらしくありません。防犯のために、表札を出さない家もあります。相手の内面に踏み込まないことがエチケットと考える人も多いです。

分かりやすく図にすると、こういう感じになります。

・移動・通信手段の発達➡世界が広がる

・趣味の広がり➡一人の時間を楽しく過ごせる

・プライバシーの尊重➡他人の生活に干渉しない

・便利な世の中になった➡一人でも生きていける

つまり、

便利な世の中が地域のつながりをより希薄にさせてしまっているのです。

 

孤立する高齢者の増加

 

1人で自分のペースで自分らしく生きると言えば、聞こえはいいですが、それと「孤立」は紙一重なのです。「ひとりで自分のペースで自分らしく生きること」はちょっとしたアクシデントから、自宅で住み続けることが難しくなります。そうなると、便利になったから孤立するだけでなく、必然的に孤立していく傾向にあります。

例えば、日本の男女の平均寿命を見てみると、男性が81.09歳、女性は87.26歳となっています。妻より夫が早く死亡する確率が高く、ここで約6歳の年齢差があります。

つまり、

データをもとにすると、約6年間「一人暮らし」になる計算になります。

 

東広島市のデータ

 

東広島市の高齢化率(2021年)は約24%。今後も増加していくことが見込まれ、2040年には約30%(市民の3.3人に1人が高齢者)になると予想されています。

 

 

高齢者が日常で不自由に感じること

 

孤立化した高齢者・または孤立はしていないが一人で頑張っている高齢者が住み慣れた地域で暮らしていくためには、このちょっとした困りごとを「地域で解決」することが必要になります。

ちょっとした困りごとを列挙(京都市の高齢者データ)してみると、

・ゴミ出し

・買い物

・草取り

・電球の取り換え など

 

つまり、

ちょっとした「お手伝い」が、地域のつながりをつくることや高齢者が地域で暮らしつづけるためのとても大切なことなのです。

 

問題解決の鍵は「助けて」と言える関係づくり

 

私たち日本人は助けられることが苦手です。

「人にこんなことを頼んではいけない」

「人にものを頼むのが恥ずかしい」

「頼めるほど親しくない」

「子どもたちに叱られる」

とか思っていませんか?

 

それもそのはずです。私たちも親から

「人に迷惑をかけてはいけない」と教わっているからです。

 

ここに面白いデータがあります。

あるセミナーで、

誰からから「助けて」と言われたら助けますか?という問いに、

約90%の人が手をあげたそうです。

 

逆に、

誰かに「助けて」と言えますか?という問いには、3%しか手が上がらなかったそうです。

 

 

地域で解決

 

 

お互いのことをよく知ることが第一歩。地域の交流の場に参加してみませんか?すでに団地単位や自治会単位で、ちょっとした困りごとを地域で解決する取り組みが始まっているところもあります。

 

出前講座

 

包括ケア

 

地域の支え合いを分かりやすく理解するために、東広島市地域包括ケア推進課及び東広島市社会福祉協議会では、「助け合いの体験ゲーム」を出前講座で行っています。自分が助けられる側、助ける側の立場に立つことで、支え合いについて考えるゲームです。

包括ケア

 

講座に参加した人からは、

 

「助けてください!」と言える自分(高齢者)になりたいと思いました。
助け合うことを実際に行うのは難しいですが、それができるようになる地域を目指したいと思いました。

 

 

 

といった前向きなコメントが寄せられました。

包括ケア

 

『支え合い活動は自分自身の健康や生きがいづくりにもつながります』

 

問い合わせ

東広島市

健康福祉部地域包括ケア推進課

TEL/082-420-0984

FAX/082-426-3117

東広島市西条栄町8番29号

 

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