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大学生の視点で特産品企画 「菜の花サラダソルト」 豊栄町 菜の花くらぶ

  • 2022/04/05
  • 2022/04/27

 東広島市豊栄町の「菜の花くらぶ」が、「令和3年度ひろしま里山グッドアワード」の「未来のたね賞」を受賞した。中山間地域の資源を生かした、新しい価値やサービスの提供につなげる取り組みが評価された。(山北)

 

 同くらぶは、昨年4月に発足。地域と一緒にまちづくりに取り組む「学生協働支援隊」の岩﨑幸誉さん(23)たち6人の大学生と、豊栄町住民、地域おこし協力隊の田野実温代さんら計11人が連携、地域を元気にしようと立ち上げた。岩﨑さんは、学生主体ではなく、サポーターとして何ができるのかを考えながら活動しているという。

 

 学生の新しい発想から生まれるものづくりを目指して、「菜の花サラダソルト」を製造。菜の花の収穫から商品の仕込み、販売をすべて手作業で行っている。商品企画では、米農家とコラボした「菜の花おむすびセット」も誕生した。

 

 岩﨑さんは大学生になり、地域の中でいろいろな経験をしたいと活動を始めた。一年間を振り返り「楽しかった!」と満面の笑顔。「活動を通して地域の皆さんとの交流が深まり、多くの喜びを分かち合えた。たくさんの人に応援してもらい、温かい人の輪を感じながら過ごした」と感謝。「この活動が地域の人のやりがいや生きがいにつながり、地域活性化の一つの手段になれば」と期待する。同くらぶの活動は、地域の人たちの喜びや誇りにもつながっているという。

 

 3月で卒業した岩﨑さんは「地域の人が、いつまでも元気でいられるように楽しみながら活動を続けてほしい」と後輩に活動を託し、やり遂げたという晴れやかな笑顔を見せた。

活動紹介(写真提供・菜の花くらぶ)

菜の花くらぶメンバー

【ひろしま里山グッドアワード】
「未来のたね賞」を受賞して喜ぶ、菜の花くらぶのメンバー(中央は湯崎英彦知事)

 

菜の花くらぶ 花摘み1 菜の花くらぶ 花摘み2

【菜の花摘み】
今までは、畑にすき込んでいた広島菜やかぶなどの菜の花を、地域の13軒の農家に提供してもらった。満開の菜の花をみんなで楽しく摘んだ。

 

菜の花ソルト

【菜の花サラダソルト】
乾燥した菜の花の花びらと国産のいり大豆、豊栄町産のエゴマ、マイルドな塩をバランス良くブレンド。サラダに加えたり塩むすびに使用したりするとおいしいし見た目もきれい。

 

菜の花くらぶ 販売

【販 売】
学生と地域おこし協力隊が、出張販売やマルシェ出店を行った。

 

菜の花くらぶ 発送

【発 送】
週末に集まり商品を梱包して、発送。豊栄町の特産品を全国へ発信するため、インターネット販売をしている。商品は残りわずかとなり、豊栄町内の店舗でのみ販売。

 

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