東広島市中央生涯学習センターはこのほど、「新型コロナウイルス禍の中の幸せ」をテーマにしたシンポジウムをオンラインで開いた。
講演会には、常翔学園広島国際大学(同市黒瀬学園台)の焼廣益秀学長をはじめとする同大の研究者4人が講演。約70人が視聴した。
焼廣学長は、生理学の観点から講演。身体の動きが活発であるほど感じられる幸福度が高まることを科学的に示した上で、自分の行動が周囲の人に波及することで、幸せを循環できる社会を目指そうと呼び掛けた=写真。
田中秀樹健康科学部長(睡眠学)はコロナ禍で、社会的孤立や不眠に悩む人が多いと指摘し、心と体の健康に大切な睡眠の質をあげるためのアドバイスを行った。
(繁澤)