サンフレッチェ広島ジュニアユースのセレクションに合格した市川宙さん(撮影・小林)
KELT(ケルト)東広島FC(島卓視代表)に所属していた市川宙さん(取材時小谷小6年)が、J1サンフレッチェ広島の下部組織であるジュニアユースのセレクションに合格した。同チームから合格者を輩出するのは初。
小学校1年生のころから父親とサッカーボールを蹴って遊んでいた市川さんは、4年生までは別のチームに所属。5年生になると公式戦に出場できるKELT東広島FCジュニアユース生になった。「昔からファンだったサンフレッチェ広島で、さらに上達したい」と、セレクションの受験を決めた。テスト前には、チームでの練習に加え、父親と一緒に基礎を固め、シュートの練習をして精度を高めた。
合格が決まったときの気持ちを聞くと「うれしすぎて、どう言葉にしたらいいか…」とはにかんだ市川さんだったが、将来の目標を尋ねると「サッカーができなくなるまでサンフレッチェ広島でプレーし続けたい」と言い切った。
サンフレッチェ広島の元コーチでもある島代表は「ケルトにとってもいいこと。チームメートも活気づく」と話している。
(小林)