
遊びを通して「感じる・気付く力」「人とかかわる力」などを育む保育に取り組んでいる東広島市では、9つの保育施設が令和3年度に行った取り組みや、広島大学との共同研究をポスターにまとめ、4月18日から22日まで、市役所1階ロビーで「魅力ある保育環境づくり」と題して紹介した。
「認定こども園くば」では、土を柔らかくすることで、子どもたちが安全に遊べるようになり、保育の質の向上につながったことを紹介。広島大学との共同研究では、保育者と保護者の連携で、乳幼児の育ちを明確に把握できるようになり、保育の質の向上が図られるようになったことを提示していた。
市保育課の上杉浩司課長は「実践を通して、市内全ての保育施設で、質の高い環境づくりや保育者のスキルアップを目指していきたい」と話していた。
(原田)