陸上クラブの東広島TFC(花守慎太郎代表理事・総合コーチ)に所属する、市立川上小5年の大繁力丸君と中澤心菜さんは8月20日、神奈川県横浜市の日産スタジアムで開かれる「第38回全国小学生陸上競技交流大会」(日本陸上競技連盟主催)に初出場する。
2人は、7月10日に庄原市であった広島県予選で男女100㍍に出場。大繁君は14秒32、中澤さんは14秒09で優勝し、全国大会の切符を手にした。
全国大会を前に大繁君は「アップをしっかりして、楽しく走りたい」、中澤さんは、「スタート練習を頑張り、自分の力を発揮して最後まで諦めずに頑張りたい」と話し、2人とも「全国の選手と走るのが楽しみ。13秒台を目指す」と意気込む。花守代表は、「2人とも、練習熱心。県予選では、最後に逆転し優勝した。よく頑張った」とたたえ、顔をほころばせた。
同クラブは、2008年に設立し、コーチは8人。東広島市内外の幼児~中学生までの約150人(小学生は約80人)が所属し、選手層が厚く全国大会の常連。練習は、週に2~3回東広島運動公園陸上競技場などで行っている。
(山北)