東広島市八本松町原地区の文化祭が11月12日と13日の両日、同所の原地域センターなどで開かれる。
原地区の住民36人でつくる原もりあげ隊(升本博士代表)の主催。新型コロナウイルスの感染拡大で、子どもたちが楽しめるイベントなどが相次いで中止や自粛となり、「原を盛り上げるイベントを開いて、子どもたちに楽しい思い出をつくってもらおう」と、今春、原もりあげ隊を組織。第一弾として文化祭を開くことになり、原住民自治協議会の支援を受けながら準備を進めてきた。
文化祭では、原に住む保育園児や小学生、大人たちが絵画や書、盆栽など、自慢の芸術作品を展示するほか、原に工場を持つ事業所の展示コーナーや、原地区を紹介する動画上映もある。
また、12日の夜は花火を打ち上げることを計画。13日は同センターと隣接する原小下のグラウンドで、「原で働く車たち」と銘打って、警察や消防の車両を展示する。
升本代表は「原に住んでいる人はもちろん、原地区以外の市民の来場も大歓迎。原の魅力の一端に触れてもらえたら」と話している。
原もりあげ隊では、来年夏は、夏祭りを開くことを予定している。文化祭の詳細は原地域センター082(429)0013。
(日川)