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「鍵掛ける習慣を」 自転車盗難被害防止訴え 中央中でワークショップ

  • 2022/12/08
自転車に施錠してもらうためのアイデアを出し合う生徒(撮影・黒杭)
自転車に施錠してもらうためのアイデアを出し合う生徒

 東広島署の生活安全課署員4人がこのほど、東広島市西条町下見の市立中央中学校(竹原弘長校長)を訪れ、生徒会執行部と、交通安全委員会の生徒計33人に、自転車盗難被害を防止するワークショップを開いた。

 東広島署管内での自転車盗難被害の今年の発生件数は、9月末現在で153件。盗難に遭った自転車の約7割が無施錠で、被害者は中学生から大学生までが約8割を占めている。

 ワークショップでは、署員たちが自転車を盗まれた時の事例や、窃盗に及んだ犯人の取り調べの結果を紹介した。この後、生徒は、自転車に施錠をしてもらうための働き掛けについてグループで協議。「市の公式LINEなどSNSで呼び掛ける」「盗難された後の不便さを考えて施錠を心掛ける」などの意見を発表した。

 坂田真吾生活安全課長は「まずは鍵を掛ける習慣を身に付けてほしい。東広島での自転車盗難をなくすためにも、今日の意見を警察でも取り入れていきたい」と話した。

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