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災害時の物資輸送で連携 東広島市 誠和梱枹運輸と協定

  • 2022/11/18
協定書を手に記念撮影する畦社長(左)と高垣市長(撮影・山北)
協定書を手に記念撮影する畦社長(左)と高垣市長(撮影・山北)

 東広島市は大規模災害時の災害応急体制の強化を図ろうと、11月7日、運送業の誠和梱枹運輸(本社・呉市郷原町、畦淳造社長)と「災害時の物資輸送・運営などの協力に関する協定」を結んだ。同社が自治体と包括的な連携協定を結ぶのは初めて。

 締結式は同市役所で行われ、高垣広徳市長と畦社長が協定書を交換。高垣市長は「救援物資を被災者に滞りなく届ける物流輸送の分野で協力してもらえるのは心強い」と感謝。畦社長は「物流のプロとして被災者に必要な救援物資を届け、市民の安心、安全に貢献したい」と話していた。

 主な協定内容は▽避難所などへの防災備蓄品の配送▽施設を物資輸送拠点として利用▽フォークリフトなどの資機材の提供▽従業員による物資輸送拠点の運営などの協力。

 同社は1967年設立。東広島市内には、東広島支店(同市西条町田口)と吉川ロジスティクスセンター(同市吉川工業団地)など3営業所があり、車両は本社を合わせ約100台を所有する。

(山北)

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