
[第2回]高齢になっても、地域で安心して暮らす

東広島市では、地域包括ケアシステムを皆さんに広く知っていただき、地域包括ケアシステムの構築が一層進むよう、「ぐるっとマルごと東広島」(略称「ぐるマル」)と愛称をつけて、普及啓発をしています。
すすめよう!地域の助け合い
ー 介護予防・生活支援サービス事業 ー
前号では、要介護認定で要支援1・2と判定された人または25項目の基本チェックリストで事業対象者と認定された人を対象とする生活支援サービスについてご紹介しました。今回は、訪問型サービスで担い手として活動する人をご紹介します。皆さんも「支える人」になってみませんか?
訪問型サービスA
「ぐるマルサポーター」(市が実施する「ぐるマルサポーター養成講座」修了者)が高齢者宅を訪問して掃除、洗濯、買い物などの生活支援を行います。東広島市がシルバー人材センターに委託して実施しています。
話を聴いた人
シルバー人材センター担当者

希望者と「ぐるマルサポーター」のマッチングを行います。シルバー人材センター会員の平均年齢は70代半ば、90歳を超えている人もいます。特別な資格は必要なく、自身の経験を活かして活動できます。
月に1回の入会説明会を開いていますが、随時の受付にも対応して新規会員を募集しています。60歳以上で働く意欲のある方、まずはお気軽にお問い合わせください。
連絡先:東広島市シルバー人材センター
電話/082-426-4683
FAX/082-426-4684
訪問型サービスB
市の認定を受けた住民団体のボランティアが調理や掃除、洗濯、外出支援、草取りなどを支援します。現在、東広島市では認定NPO法人陽だまりが行う「陽だまりクラブ」で実施しています。
話を聴いた人①
陽だまりクラブ活動者


病院までの送迎と、通院の付き添いを行っています。退職後の空いた時間を有意義に使うことができ、様々な人とのつながりができました。自分ができることを自分のペースで無理なく行い、活動しているから自分も元気でいられます。陽だまりクラブは仕組みがしっかりしていて安心して活動できます。利用者からの「ありがとう」の一言が励みになります。
話を聴いた人②
陽だまりクラブ活動者


別の仕事をしながら、空いた時間で活動しています。掃除・買い物支援や送迎など、自分ができることを行います。利用者から「お喋りしながら一緒に買い物できるのが楽しい」と言っていただきます。人生の大先輩と会話する中、経験に裏付けられた心に沁みる言葉で、悩みを解消するヒントをもらえます。支援しながら、自分のためにもなっています。
「陽だまりクラブ」は会員制のたすけあい活動です。できる人が、できることをできる範囲で活動するので、年齢・資格は問いません。興味をお持ちの方は下記までご連絡ください。
連絡先 : 陽だまりクラブ
電話/082-430-7007

他の人のためだけでなく自分のためにもなるなんて!助け合いという言葉、ぴったりね♪
東広島市では生活支援サービスに力を貸してくださる人を募集しています。元気で地域と接点を持ちたい人には最適です

お問合せ
東広島市 健康福祉部 地域包括ケア推進課
住所/東広島市西条栄町8番29号
電話/082-420-0984
FAX/082-426-3117