今年、創業75周年を迎えた西條商事が、満を持してショージのアプリをリリース。それを記念した特別番組がFM東広島で5月26日に放送された。
西條商事の歴史や思い出、そして、2025年6月末までお得なキャンペーンをおこなっているショージアプリについて、西條商事、蔵田代表取締役社長、津守業務改革部兼デジタル推進室部長のお話を伺った。

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西條商事75周年。地元の心強い味方であり続けた歴史。
― まずは、ショージ今年創業75周年を迎えられるという事でおめでとうございます。
蔵田: ありがとうございます。
— お店の紹介を兼ねて75年の歩みを教えていただけますでしょうか。
蔵田: 西條商事は今年75年目を迎えます。トマトのマークが目印のスーパーマーケット ですね。東広島市を中心に15店舗、業務用食品スーパーも3店舗やっておりまして、全体で18店舗を営業しております。
その中で移動販売も進めておりまして移動販売車とくし丸18台が今稼働しております。
成り立ちとしましては昭和26年に卸売業として西条の地に創業しました。 その前身は戦時中、賀茂郡の小売店食品雑貨を配給していた卸組合が前身になります。
戦後に地域の小売店主が出資をし合い株式会社としてその卸組合を引き継いで現在の酒蔵通りに創業いたしました。
初代の社長は志和町で商売をしていた倉田商店の店主蔵田求でした。 こちら私のひいおじさんになります。 当時65歳で創業となりました。
卸売業をする傍ら地元のお客様へのご要望に応えて、「西条主婦の店」として小売業を始めました。 西条の中央通りに主婦の店2号店を出店、後のショージ中央店エスタ店になります。
3号店目は磯松交差点のところにあります磯松店。そこからですね、「ショージ」という店名として看板に掲げました。

2代目の社長は倉田完吾。私のおじいさんになります。
昭和の時代がメインですけども、町の発展に合わせて店舗を拡大していきました。 ちょうど昭和49年4町が合併して賀茂郡から東広島市になった頃です。
東広島市賀茂郡の地域に出店を進め、高屋店、八本松店、黒瀬店、下見店、豊栄店など店舗の拡大をしていきました。
そして、平成の時代に3代目社長、蔵田憲になります。 こちらは私の父になりますが、今までやっていた卸売業を終わらせて、小売業に専念をしていくようになりました。 そして、新しいサービスや新しいお店新商品の開発を進めました。
この頃、平成の大合併で新たな東広島市になりました。 その頃から広島市、世良郡、本郷といったですね、東広島市以外への出店も進めてきました。 その後4代目の社長を蔵田至、元会長ですけれども、全国の地域スーパーが名を連ねるCGCグループに加盟をし、新しいサービスとしてとくし丸の事業をスタートさせ、更なる商品力の向上と地域密着を進めてきました。
そして私、2020年より5代目の社長として就任をしております。
「地域愛着の深化と進化」をテーマに、地産地消、地域メーカーの取り組みの推進ローカルスーパーとしての磨きを高めていきたいと思っております。
地元企業だからこそ紡がれていく人との繋がり
— ここからはそんな長いショージの歴史の中で、お二人の記憶に残っている思い出や印象に残っているエピソードなどあれば教えていただけないでしょうか。
蔵田: 私はこの地に生まれて学校も通って、高校、大学、就職。
最初の就職は外に出たんですけれども、最初に戻ったのがちょうど30歳のときだったんですが、東広島市の学校に行っていた恩師がですね私どもお店に来ていただいたことがりました。
そこで、「久しぶりだね蔵田くん元気にしてる?」という声をかけていただきました。
当時、小学校、中学校のときの先生の姿と比べると、だいぶお年を召されていたんですけれども、色々な方が売り場でお声がけしていただいたりコミュニケーションが取ることが出来たことがとても楽しい思い出になってます。

— 新入社員の方の新人研修として面白い研修があるとお聞きしたのですが。
蔵田: 新入社員と社長が、社長は必ず参加をしないといけないんですけれども、歩行研修という研修があります。
新入社員というのは、いわゆる学卒の新入社員もそうなんですけど1年間の中で入った中途入社の社員さんもその新入社員研修に参加をするということになってます。
— なるほど。この研修は皆さんで歩くんですね。
蔵田: 歩くんです。
— こちら、30キロ歩行研修っていうふうにちょっとお聞きしているんですけれども。
蔵田: はい、広島駅の新幹線口からスタート。市内を通って最終的には宮島を通り過ぎて宮浜温泉まで歩くという研修です。その間1列でずっと歩くんです。基本は4月におこなっておりますけども5月になったときもあります。
— 4,5月というと気持ちの良さそうな気候の中でおこなわれるんですね。
蔵田: と言っても雨天決行なので土砂降りの中で歩くこともあります。
— 雨天決行なんですね。日にちを変えるとかではなく。
蔵田: 日にちは変えられません。そういうときはレインコートとかを着たり傘さしたりして。隣にいる津守さんも勿論歩いたことがあります。
— 津守さんの頃からずっとなんですね。ただ、新人で入ってこられた方はその研修1回ですけれども、30キロを蔵田社長は毎年歩かれてるということですね。
蔵田: 10年以上歩いてます。
— すごいですね。蔵田社長に画像を見せていただいたんですが、ある時は、30キロ歩いて5万1830歩だったそうです。5万歩以上、本当にすごいですね。
蔵田: 人間は何でもできるんです、本当に。この研修でも脱落した人は今まで1人もいません。脱落しないようにみんなで歩けるペースで歩いていきますので。
研修の目的は「全員でゴールをする」ということ。そして全員でその達成感を味わって、お互いを認め合って一つのチームになるというのが目的ですので、その後の食事会は大変楽しい食事会になります。
— 心情としても盛り上がるでしょうし、団結力も絆も深まりそうですよね。津守さんはいかがですか。何か仕事をして印象に残っている事はありますか。
津守: 私が店舗で惣菜担当をしていた頃のお話なんですけれども、週に2回程度ご来店される学生さんがいらっしゃいました。 この方がちょっと引きこもりがちな方でちょっと会話も少ないほうだったんですね。いつも買い物されると「これは何?」「あれは何?」とお聞きになるんですけど、「私はコロッケが好き」とか言っていつもコロッケを買って帰られました。
でも、ある日突然ですね。今日はママから「あなたの好きなもの買ってきて」と言われたので、一緒に選んでという風に初めて声をかけられたんですね。
どんなものをおすすめしていいかわからないので、「あなたの好きな色とか綺麗だなと思うものを買われたらどうです」と言ったら、彼女も「わかった」と言って……白身魚のあんかけだったと思うんですが、白の魚とですね、3色のピーマンとかセリとか人参とか、いろんな彩りのある商品を買って帰られました。
そして、その次の日なんですけど、昨日買って帰ったものがママにすごく褒められたと言って満面と言える笑みでですね、私のところに報告に来てくれたんですね。その時の笑顔が今でも忘れられないです。
6月末までに入会したら絶対おトクなショージアプリ
— ここからは4月18日に誕生したショージアプリについて伺っていきます。まず、アプリを始めようというふうになったきっかけは何かあるんでしょうか?
津守: これまで店内のポップやポスターを張り出して、お客様が情報を探しに来られる、という販促をしていたわけですが、新しい時代になって、お客様にプッシュ配信をして情報を届けるというアプローチに変わってきていました。
そんな中、社長から「お客様ともっと接点を増やせるようなことを考えてほしい」という依頼がありまして、色々考えた中で、やはりアプリを導入する必要があるのかなと感じ、製作に至りました。

— お客様ともっと接点を増やせるようなアプリ、そんなショージのアプリ会員になるとどんないいことがあるんでしょうか?
津守: 2025年6月末まで新規加入のキャンペーン行っています。
加入された方にはもれなく500ポイントをプレゼントしています。 また、火・木・土・日が今、『ポイント5倍』ということで、ほとんどいつでも5倍みたいな感じでお買いものしていただけます。
— ポイント5倍が火木土日、週に4回もあるというのは大きいですね。これはアプリに入った方ならではの特典なんですね。 その上2025年6月末までの新規入会でなんと500ポイントもプレゼントしてくださるんですね。
津守: はい、もれなく差し上げます。なので、是非2025年6月末までにご入会下さい。
— これは嬉しいですね。本当に主婦は「もう絶対入会!」となるんじゃないかなと思いますけれども、アプリ会員になるにはどのようにしたらよろしいですか。
津守: 店頭などにアプリのリーフレットがございます。
リーフレットなどからQRコードを読んでいただくということもできますし、ウェブの検索で『ショージアプリ』とご入力いただきますと、ダウンロードの画面にいきます。
アプリをダウンロードしていただいたら、ログインと新規入会登録というのをタップしていただいて、あとは画面通りにやっていただければ手慣れた方であれば5分程度で登録できます。
— 実は私も先日、アプリ入れました。わたしにも500ポイント入りますかね。
津守: もちろん入ります。
— もう皆さんもぜひアプリを、もういいことしかないですからね。ダウンロードするだけでいろんな特典が受けられるということなんですけれども、私も先日クーポンをちょっとチェックしたんです。
かなりお得ですね。クーポンも5種類ぐらいありましたけれども、結構50円引きとか100円引きとか大きな値引きもあるクーポンもあったりして、非常にお得なので、これはぜひ利用していきたいな、と思いました。キャンペーンは2025年6月30日までやっているということです。
「まだ入ってないわ」という方はこの機会にぜひご入会いただければと思います。
ショージのお店に行っていただくと大きなチラシも色々貼ってあるんですけれども、リーフレットみたいなものが置いてありました。こちらにはアプリの登録方法なども詳しく書いてあります。
トマカを、お持ちでないお客様とお持ちのお客様の2パターン登録できる方法がちゃんと詳しく書いてありまして、非常にわかりやすいですので、こちらを手に取って登録していただければいいんじゃないかなと思いますので、ぜひご利用いただければと思います。
地元の食材を使った地元の料理『東広島焼き』
— アプリで盛り上がっているショージですが、他に何かおこなっていることありますでしょうか。
蔵田: 地元の食材を使った商品作りということで、いろんなことをやってるんですけれども2025年2月にですね、『東広島焼き』という新しいお好み焼きを発売しまして、とても好評をいただいてます。
— 『東広島焼き』というのはどんな特徴があるんですか。
蔵田: まだ当時は非公式、だったんですけども、地元のお好み焼き屋さん、また、メーカーさん、商工会議所さんと一緒になって東広島らしさとは何だろうかというようなところから始まって、お米の産地だからお米を使おう、と。
それとやっぱり地元の産品をもう一つ加えてみようということで、ネギを使いました。
お米とネギを使って新しいお好み焼きを考えてみようっていうことで作ったものが今回発売した東広島焼きになります。
ショージの東広島焼きの特徴は、通常お好み焼きには蕎麦が入ると思うんですが、そこをそばめしにしてネギをふんだんに使ったんです。実はちょっと作り方も順番を変えたりして食べやすい作り方に変えて提供させていただいてます。

— なるほどなんかちょっと新鮮ですね、お米とそばが一緒になっているそばめしというのは。
蔵田: そばめしだけで食べたことあると思うんですけども、それがお好み焼きに入ったらどんな味になるのか、というところがとても面白いかなと。
ポイントは、最後に卵溶いて焼くんですがそれをそばめしの上に乗せるんですね。だから、出来上がりがオムライスのようになるんですよ。
— おいしそうですね。ネギも合いそうです。本当に地元で採れたものを使っているということですねこれは本当楽しみですが、現在ショージ各店舗で販売中ということですね。
地域に密着し、地元の人々に応援され続け、進化し続けるショージ
— さて、そろそろ終わりの時間が近づいて参りました最後に一言ずつお願いいたします。では蔵田社長からお願いいたします。
蔵田: これからも地域に密着して、美味しさ・健康を大切に、皆様に応援されるようなスーパーマーケットを目指して頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
— 続いて、津守さんお願いします。
津守: はい。私は簡単・便利・お得なショージアプリをぜひご利用くださいということで、どうぞよろしくお願いいたします。
