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安芸津B&G海洋センター プールがリニューアルオープン

  • 2025/04/21

 安芸津B&G海洋センター(東広島市安芸津町風早)のプールの改修工事が終わり4月12日、記念行事を同プールで開いた。関係者約50人が出席し、リニューアルオープンを祝った。
 同プール(温水)は、1992年に建設。鉄骨上屋シート(プール約850平方㍍、上屋約1300平方㍍)で 6コース(長さ25㍍×幅13㍍、深さ約110~120㌢) と幼児用(10㍍×6㍍、深さ60㌢)がある。老朽化が進み環境整備のため2024年5月から改修工事を始めた。

6コースある温水プール(撮影・山北)
6コースある温水プール(撮影・山北)

 今回の改修は、最新ろ過機の導入▽ボイラーの燃料をプロパンガスから重油に変更し燃料費の削減▽夏場でも利用しやすいように搬送ファンを4台設置▽上屋シートの全面張り替えなど―。総事業費は、約1憶3300万円、うち(公財)B&G財団(東京都)が3000万円を助成した。

 式典では、高垣広徳市長が「プールを活用して健康管理や子どもたちの心身の健全育成に努めてほしい」とあいさつ。同財団の朝日田智昭常務理事は「幅広い年齢の人に健康づくりやコミュニティの拠点として活用してほしい」と祝辞を述べた。

「プールを活用し健康管理に努めてほしい」とあいさつする高垣市長(中央)(撮影・山北)
「プールを活用し健康管理に努めてほしい」とあいさつする高垣市長(中央)(撮影・山北)

 この後、SUP(サップ)体験会があり、市内の小・中学生ら約30人が参加。体験前に、呉市蒲刈B&G海洋センターの鬼塚一夢指導員ら2人が救助の仕方などを実演した。

救助の仕方などを実演する鬼塚指導員(左)と鬼塚直美さん(撮影・山北)
救助の仕方などを実演する鬼塚指導員(左)と鬼塚直美さん(撮影・山北)
指導員のアドバイスを受けてサップ体験をする参加者ら(撮影・山北)
指導員(右)のアドバイスを受けてサップ体験をする参加者(撮影・山北)
指導員のアドバイスを受けてサップ体験をする参加者ら(撮影・山北)
指導員のアドバイスを受けてサップ体験をする参加者ら(撮影・山北)
1枚のボードに3人がバランスを取って乗り、パドルを使い水面の移動を楽しむ参加者ら(撮影・山北)
1枚のボードに3人がバランスを取って乗り、パドルを使い水面の移動を楽しむ参加者ら(撮影・山北)

 参加者らは、ライフジャケットを着て水温30度のプールに浮かべたボードに乗り、鬼塚指導員らに乗り方やパドルの持ち方、こぎ方などを教わりながら一人ずつ順番にSUPに挑戦。初めは、ぎごちない動きが見られたが、次第にパドルの扱いにも慣れバランスを取りながら、前に進んだり方向転換をしたりなど水面の移動を楽しんでいた。
 初めて体験した同市安芸津町の関野みどりさん(69)は、「ボードの上に座り、立つ時にバランスを取りにくくボードが揺れて怖かったが、体験できて良かった。今度は、孫らと一緒に海で楽しみたい」と笑顔で話していた。
 同財団では、海洋センターの運営状況の把握と活動支援を目的に、海洋センター評価を行っている。安芸津B&G海洋センターは、12年連続で最高位の特A評価を獲得している。(山北)

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プレスネット編集部

広島県東広島市に密着した情報を発信するフリーペーパー「ザ・ウィークリープレスネット」の編集部。

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