
企業から無償で提供してもらった今年のカレンダーや手帳を1部200円で販売し、その収益金を福祉団体に寄付する第29回チャリティーカレンダー展が1月14~17日、エディオン東広島本店(東広島市西条町御薗宇)で行われました。広島ケナフの会主催。

毎年恒例の人気イベントとあって、初日は開店前から約150人が列を作りました。奈良から訪れたという60代女性は「東広島に里帰りをしていて姉と来ました。探していた月齢カレンダーを購入できました」と笑顔で話していました。

今年の売り上げの総額は約100万円。必要経費を差し引いた75万円が病気や事故などで親を亡くした子どもたちを支援する「あしなが育英会」と、心身に障害がある人を支援する「ヤマト福祉財団」へ寄付されました。残りのカレンダーは全国の被災地や福祉施設、広島大学など必要とされる場所へ届けられました。スタッフの高齢化に伴い、第30回の節目を迎える来年が最後の開催となる見込みです。(堀江)