
東広島市で活動しているパフォーマンスサークル・パピコ(善村実苗代表)が2024年12月7日、パピコフェスティバルを道の駅湖畔の里福富の多目的ホール(同市福富町久芳)で初めて開いた。

同フェスは、パピコの魅力を知ってもらうのが狙い。ダンスレッスン体験会とパピコママたちと座談会、ステージ発表の3部編成。ステージ発表では、5~25歳のパピコメンバー男女12人が、カラフルなTシャツを着てダンスや、コント(表現)、パリ・コレをもじったパピコレなど、レッスンの成果を発揮し笑顔で披露した。会場には、約30人が集まり、音楽に合わせてリズミカルに体を動かし力いっぱい表現する姿に大きな拍手を送っていた。

ダンスを指導している高橋さいこさんは「お客さんの前で表現するのが得意な仲間たちなので、楽しんで発表することができた」と喜び、同市西条の40代の女性は「パピコメンバーの一人一人が生き生きと表現し、温かい雰囲気が伝わってきた」と笑顔だった。

パピコは2018年に、子どもたちに、性別、年齢、障がいの有無に関わらず、表現を通じて生き生きと楽しい時間を過ごしてほしいという保護者の思いから立ち上げた。サークル名は、保護者と子どもがニコイチで頑張るという意味を込めて命名。5歳~26歳まで22人の男女が所属し、月にダンス3回、表現2回、ワークショップ1回、芸術文化ホールくらら(同市西条栄町)などで活動し年に2〜3回、県内のイベントに出演している。(山北)