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体力つくりコンテストで6年連続上位入賞 高美が丘中学校

  • 2025/01/25
ICTを活用し課題分析をチームで行う生徒ら(提供写真)
ICTを活用し課題分析をチームで行う生徒ら(提供写真)

 東広島市高屋の市立高美が丘中(中山勝志校長)が、体力つくりを通してたくましく生きる力を育成している中学校を顕彰する2024年度第38回毎日カップ中学校体力つくりコンテスト(毎日新聞社主催)で、全国2位相当の毎日新聞社賞に輝いた。6年連続の上位賞は全国初。

体力づくりでバスケットボールを行う学生ら(提供写真)
体力づくりでバスケットボールを行う学生ら(提供写真)

 コンテストは、生徒自らが運動に親しむことで、生涯にわたり体力・健康づくりに取り組むきっかけを作ってもらうのが目的。応募した全国3827校の中から第一次審査、第二次審査、現地審査、最終審査を経て受賞校が決定した。

米澤教諭(左)から「めあて」を伝えられる生徒ら(提供写真)
米澤教諭(左)から「めあて」を伝えられる生徒ら(提供写真)

 保健体育科の授業では、ICT(情報通信技術)を活用し、バスケットボールなど生徒らが自分たちのチームの練習の様子をタブレットで動画撮影し、課題となる場面を抽出して分析する。一人一人の気付きがリアルタイムで共有できるので、ミーティングの活性化や思考の深まりにつながるという。

 同校では、特定の教科や科目にとらわれず、体力や健康についての取り組みを継続的に行い体力つくりが充実していることと、学校全体でバックアップし成果を上げていることが高く評価された。
 表彰式は2024年12月7日に毎日新聞東京本社(東京都千代田区)で行われた。3年の堤由衣さんは「体育授業は、一人で考える時間と仲間と共有する時間で考えを深めることができるので好きな授業。頑張ってきた成果が受賞につながってうれしい」と笑顔。保健体育科の米澤正晋教諭は「生徒たちが一所懸命に取り組む姿がかっこいいし、その中で感じられる楽しさや達成感が生涯スポーツにつながると信じている」と受賞を喜んでいた。(山北)

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プレスネット編集部

広島県東広島市に密着した情報を発信するフリーペーパー「ザ・ウィークリープレスネット」の編集部。

東広島の行事やイベント、グルメなどジャンルを問わず取材し、週刊で情報を届ける。

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