
東広島市を拠点に活動する社会人野球チームの伯和ビクトリーズが4月26日、ふれあいティーボール大会を行った。アスリートと触れ合い、スポーツのへの興味関心を高めることを目的に同市と同チームが連携して開催。今回が初めて。

ティーボールは、専用のコーンにやわらかいボールを乗せて打つスポーツ。この日は、年少から小学3年までの約120人が参加した。ウォーミングアップの後、ティーボールの打撃とボール遊びを交代で行い、試合形式の実践練習も行われた。試合は年齢ごとの4グループに分かれて2試合行われ、初めはバットにボールを当てられなかった子どもたちも、2試合目には遠くまで飛ばせるようになっていた。参加した子どもたちは「打撃練習が難しかった」、「試合ができて楽しかった」などと笑顔。大会の最後には、保護者も打撃体験に参加し、遠くまでボールが飛ぶと歓声が上がった。

家族で参加した藤本彰さん(35)は「子どもたちに野球の楽しさを感じてもらいたくて参加した。継続してやっていけたら」、伯和ビクトリーズ副主将の古本幸希選手は「大会を通して子どもたちと触れ合えて、うれしかった。自分も野球の楽しさを再確認できた」と話していた。(山浦)