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日本画の素材でうちわ作りに挑戦 東広島市立美術館でワークショップ開催

  • 2025/05/17
うちわに描く参加者ら(撮影・山浦)
うちわに描く参加者ら(撮影・山浦)

 日本画に使用される素材で描くうちわ作りのワークショップが5月4日、東広島市立美術館で開かれた。イベントは現在、同美術館で開催中の『コレクション展 第Ⅰ期アートと素材2つの「素材」からみる作品たち』に関連して、東広島市立美術館とHUMs(広島大学総合博物館学生スタッフ)のコラボレーションで企画された。

学芸員とHUMsスタッフからの説明を聞く参加者(撮影・山浦)
学芸員とHUMsスタッフからの説明を聞く参加者(撮影・山浦)
学生スタッフに説明を受けながら、水干絵の具を作る参加者ら(撮影・山浦)
学生スタッフに説明を受けながら、水干絵の具を作る参加者ら(撮影・山浦)

 イベントには4歳から60代までの老若男女16人が参加。絵の具に使用する素材をクイズ形式で学んだ後、「岩絵の具」「水干絵の具」を作る体験を行い、メインとなるうちわ作りに挑戦した。
 親子で参加した小学6年の小南柑奈さんは「初めはざらざらしていたものが、つぶしてどんどん細かくなっていって、最終的にきれいな色が出てびっくりした。参加してみて良かったです」とにっこり。

うちわに描く参加者ら(撮影・山浦)
うちわに描く参加者ら(撮影・山浦)

 学生スタッフで文学部3年の相良帆乃花さんは「このイベントをきっかけに、アートを目で見るだけでなく、素材や自然との関わりについても着目してもらえたら」と話していた。(山浦)

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プレスネット編集部

広島県東広島市に密着した情報を発信するフリーペーパー「ザ・ウィークリープレスネット」の編集部。

東広島の行事やイベント、グルメなどジャンルを問わず取材し、週刊で情報を届ける。

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