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夢の大凧、空へ! 三ツ城小6年

  • 2023/02/15

 

 東広島市立三ツ城小学校6年生は2月18日、東広島市西条下見の市立中央中学校建設地で縦5m、横4mの大凧揚げに挑戦した=写真。

 凧の骨組みには航空機に使われるカーボンFRPという軽くて丈夫な新素材を使用。重さは約20㎏で、竹で作った場合の約5分の1。風を受ける部分は昔ながらの和紙を張った。
 凧をつないだロープを児童と地域住民らが引っ張ると、凧は高さ20mほどまで揚がり、左右に大きく揺れて墜落。揚がった瞬間、子どもらは歓声を上げて喜んだ。

 この事業は、県が募集する「夢配達人プロジェクト推進事業」で、同小6年の谷口都和さんの「凧作り名人に手伝ってもらって、みんなで日本一でかい凧を作って凧揚げをしたい」という夢が採択。日本凧の会、広島大学大学院工学研究科、地域住人らが協力して大凧を作り上げた。
 谷口さんは「みんなで力を合わせれば夢はかなうことを実感できた」と満面の笑顔だった。(橋本)

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