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春を告げる宮床さん 2万人訪れにぎわう

  • 2022/01/19

 

 「宮床さん」として親しまれている竹原市忠海町の床浦神社の春の大祭「忠海宮床祭」がJR忠海駅周辺で開かれた。海上の安全祈願と天然痘を鎮めるため江戸時代に始まり、春を告げる祭りとして毎年4月中旬の日曜日を中心に3日間行われている。今年は4月17~19日にあり、2万人の人出でにぎわった。

 忠海ほほえみタウン商店会の友田耕一会長(46)は「天気もよく、たくさんの人にきてもらって大成功。来年もきたいと思ってもらえる祭りを今後も続けていきたい」と話していた。
メーン会場となった内堀公園では物産展、モーターショー、ポニー乗馬体験、大道芸人のジャグリングショーなどがあり、家族連れら大勢の人が訪れた。隣接する商店街では露店や江戸時代から続く植木市などが立ち並んだ。

 18日には床浦神社で、やぐらから景品を記した札がまかれる「大福まき」が行われた=写真。安芸太田町のイギリス人英語教師のレイチェル・ギルモアさん(23)は「露店の食べ物がおいしく、イギリスにはない大福まきは楽しかった」と祭りを堪能。(森)

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