移転した「ゆめもくば」
東広島市が、子育てママの相談や仲間づくりの場として西条プラザ内に設置していた「キッズプラザひがしひろしま」が同市西条町西条東に移転し、９月１３日、開所式が行われた。
マンションの一角に移転。１階の約２００平方㍍を２室に仕切り、ＮＰＯ法人が運営する３歳未満対象の「ゆめもくば」と、市直営の３歳児から小学生まで対象の「ブランコ」をオープンした。開所式では蔵田義雄市長が「今後も手を携え、子育てを応援していきたい」とあいさつした。
１歳８カ月の女児をもち、ＮＰＯ法人ママの働き方応援隊で活動する西条町寺家の東間真緒さん（３３）は「これまで週の半分は利用していた。キッズプラザは気軽に来られて、子供や母親たちと一緒に成長できるところが魅力」と話していた。
キッズプラザは１０年間、子育てママの心の拠り所として親しまれてきたが、西条プラザが８月末で閉店したことに伴い移転した。昨年度、ゆめもくばの利用者は２２４６８人で、ブランコの利用者は１７８２８人だった。（新海）
