東広島消防局は、「救急の日」の9月9日、ゆめタウン東広島店で、市民らにAEDを使った心肺蘇生法の実技体験指導を行った=写真。
参加者は、消防署隊員の指導で、AEDの人形を使って心臓マッサージと人口呼吸を実践した。参加した市民はAEDの電源を入れ、音声に従いながら電気ショックのボタンを押すなどした。
参加者からは「AEDはドラマなどではよく見るけど、実際には使ったことがなかった。今日は勉強になった」という感想が多かった。東広島消防署では「救急車を呼んで、現場に到着するまでに平均で8分かかる。救急車が来る前の措置はとても大事。多くの市民がAEDを使えるよう、これからも体験講習会を積極的に持ちたい」と話していた。(柴田)