東広島市黒瀬町大多田に「武田中学校高等学校」があります。今の校長先生の名前ではないし、地名でもありません。ちょっと調べてみました。

武田中学校高等学校は、「学校法人呉武田学園」が運営しています。あ、ここにも「武田」がありますね。その学園史によると…

学校を設立した校祖は、武田宗左衛門氏とあります。「次の時代を担う若者を育てたい」という思いで稽古屋敷を開いたことが始まり。それは江戸時代後期でした。

現在も武田家の子孫である武田信寛氏が、理事長として学園の運営に当たっています。
校内にあるこの銅像は、武田中学校高等学校の前身である中高一貫教育「呉中学校高等学校」(昭和42年設立)の初代校長の武田 武彦氏。

平成2年に現在の武田中学校高等学校に改称しました。
新しい学校というイメージもある武田中学校高等学校ですが、実は呉武田学園としての歴史は古く、江戸時代にまでさかのぼりました。
現在の学校の取り組みはこちらの記事(2023年7月現在の記事)でも紹介しています。
以上、東広島のちょっと気になる「まめ知識」でした~。