
東広島には、世界や全国で活躍する会社がたくさんあります。毎日のごはんを支える仕事、世界で活躍する製品をつくる仕事。暮らしを支える仕事。地元企業の仕事や働く人たちを紹介します。今回ご紹介するのは、壁紙をつくる日本最大級のメーカー「クレアネイト株式会社」です。(橋本)
家や学校、お店など、私たちに身近な建物にはたくさんの壁があります。その壁をきれいに見せたり、傷や汚れから守ったりしているのが「壁紙」。クレアネイトは、その壁紙をつくる日本最大級のメーカーです。2025年10月には東広島市高屋台で同社の新しい工場が動き始めました。
壁紙がもっと必要に
新しくて使いやすいまちに生まれ変わらせる再開発や、古くなった建物をきれいに直すリフォームが増えていて、壁紙を必要とする人はたくさんいます。
それに対応し、安定して壁紙を全国へ届けるため、クレアネイトの3カ所目の工場として東広島事業所は建設されました。
壁を守って快適な空間に! 壁紙ができるまで

ステップ1:ミキシング(まぜる)
水や汚れに強い「コート材」をつくる
液状のプラスチックなどに、秘密のレシピで粉や薬剤を混ぜ合わせます
ステップ2:コーティング(ぬる)
紙に壁紙の「厚み」を足して強くする
1でつくったコート材を、ロール紙に、きれいにぬります
すごいポイント ロール紙はとっても大きい! 長くて大きな機械を使うよ
ステップ3:プリント(印刷)
模様や色をつける
大きなスタンプのような機械で印刷! 見た目がおしゃれに変身するよ
ステップ4:エンボス加工(立体的にする)
布や木のような質感に
熱をかけるとスポンジのように膨らむので、そこに凹凸のついたロールで押し込むと立体的な壁紙ができあがるよ
ステップ5:完成!
すごいポイント 地球何周できる!? たくさんつくってるよ!
長さ70㍍の巨大マシン!

工場には、柄を印刷する機械、凹凸を付ける機械など大きな機械があります。その中で最も大きい機械が、壁紙の材料となるコート材を紙に塗る機械「ハイスピードコーター」で、長さはなんと約70㍍! 大迫力です。たくさんの量を効率よく生産できるよう、開発された独自の機械です。
1年で地球3周分!

クレアネイト全体で1年間に生産する壁紙の長さは、地球約3周分と同じです。
東広島から全国へ!
東広島事業所では、家や学校などで使われる一般的な壁紙(量産クロス)を生産。たくさんの壁紙を全国各地に届けています。
クレアネイトの壁紙は、日本の住宅の約5軒に1軒で使われていることになり、多くの人の暮らしを支えています。
はたらくひとインタビュー

こたえてくれたのは…第二製造部 片山 裕介さん!
あなたの仕事は?
壁紙に熱をかけて、凹凸をつけて最終製品にする機械を動かしています。
やりがいを感じるときは?
技を磨いて、こだわりのデザインでつくった壁紙にお客さんが満足して、それが暮らしを彩っているということがうれしいです。
子どものころ好きだったことは?
レゴやプラモデルづくり。良いものをつくりたいという気持ちは今の仕事に生きています。
ほかの部署のことも教えて!
生産技術 … 壁紙や、壁紙の作り方をよりよくするために工夫している
工程管理 … 生産計画を作って調整、管理している
物流 ……… 在庫を管理して製品を全国に届ける
設備保全 … 機械を改良したり直したりする
壁紙が大変身!
壁紙メーカーができることを生かして、地域の人たちとつながろうと、東広島事業所はさまざまな取り組みをしています。
エコなアート

壁紙をつくるときに出る余分な切れ端を使った、平和をテーマにした参加型のモザイクアート。
遊べるアート

障がい者の描いた絵を印刷したボルダリングウォール。
みんなでアート

障がいのあるアーティストとコラボし、壁紙に印刷した絵を塗って完成させる参加型イベント。
プレスネット編集部













