
東広島市西条上市町の賀茂泉酒造は立春の2月4日、搾りたての新酒をすぐに瓶詰めし、その日のうちに消費者に届けるイベント「立春朝搾り」の作業を行った。今回で24回目。
節分の夜から一晩中もろみを搾り続け、早朝から搾りたての生原酒を瓶詰め。1・8㍑入り約800本、720㍉㍑入り約3,200本にラベルを貼り、手際よく箱詰めした。


出荷前には酒販店関係者など約40人が参列し、神事を執り行い、酒を飲む人たちの無病息災や家内安全、商売繁盛を祈願。祈祷を終えた酒は、その後すぐに予約客に向けて出荷された。
前垣寿宏(まえがき・かずひろ)社長は「1月中旬の冷え込みが発酵に良い効果を与え、例年よりも華やかな香りとふくらみのある味わいに仕上がった。新酒らしいフレッシュさを楽しんでいただきたい」と自信の笑顔。住田屋八本松店の奥迫善功(おくさこ・よしのり)店長は「一年に一度、立春の始まりに味わえる縁起のいいお酒としてお客さまが楽しみにしている」と話していた。

この「立春朝搾り」は、1998年に日本名門酒会(本部・東京都)が良質でおいしい酒を愛飲家に届けようと始めた。29年目となる今年は、全国32都道府県の42蔵元が約26万本を出荷予定。広島県内の蔵元から参加したのは、賀茂泉酒造のみ。(𦚰)
プレスネット編集部











