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開封は50年後 東広島市内17校の中学3年生1900人がタイムカプセルに思いを詰める 仙石庭園

  • 2025/08/28
「大事なものを後世に残すという文化を大切にしてほしい」と挨拶する仙石庭園・沖村代表理事(撮影・𦚰)
「大事なものを後世に残すという文化を大切にしてほしい」と挨拶する仙石庭園・沖村代表理事(撮影・𦚰)

 収納式で、教育委員会の片岡隆夫学校教育部長は「50年後、タイムカプセル開封時には懐かしさや夢がかなった喜びなどにあふれた特別な瞬間が待っていると思う。これからの未来に向けて1日1日を前向きに歩んでください」と激励した。

 高美が丘中学3年平原悠愛さんは「50年後に向けて今を生き、今を全力で楽しみ、有意義な人生を送りたい」、県立広島中学3年駒口莉子さんは「50年後は便利な暮らしが実現し、車は空を走り、言語の壁は無くなり世界は一つになると想像するだけでワクワクする。65歳になった時、頑張ってきたなと思えるよう全力を尽くていきたい」、近大附属広島中学3年横川美羽さんは「50年後の自分に、好きなことを仕事にしているか、家族と幸せに暮らしているか、と問いかけたい。充実した人生を送っているとうれしい」とそれぞれあいさつした。

中学3年1900人の手紙や写真、思い出の品が詰まったタイムカプセル(撮影・𦚰)
中学3年1900人の手紙や写真、思い出の品が詰まったタイムカプセル

 市内の中学3年生約1900人分のタイムカプセルは、9月中旬に収納される。開封は50年後の2075年7月末を予定。

タイムカプセルを収める仙石庭園内の収納庫2基(撮影・𦚰)
タイムカプセルを納める仙石庭園内の収納庫2基

 収納式後、参加者はガイドに案内され、全国各地の奇岩・銘石を配した園内を散策したり、タイムカプセル収納場所で写真撮影したりして楽しんだ。

ガイドさんに案内され、庭園内散策やタイムカプセル収納庫の撮影などを楽しむ参加者(撮影・𦚰)
ガイドに案内され、庭園内を散策する参加者

写真・文/𦚰
プレスネット編集部

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