
東広島市立中央中学校(東広島市西条町下見、小島弘之校長)は、2月5日と6日の2日間、フランスのサン=ドニ中学校(フロレンス・ロドヴィチ校長)と学校間交流を行った。サン=ドニ中の生徒20人が訪れ、中央中の生徒とともに授業に参加したり、日本文化を体験したりして親睦を深めた。
交流の始まりは、2年前、中央中の初代PTA会長・大場由美子さんが主催したセミナーで、フランスの教育学研究者が中央中を視察したことがきっかけ。中央中が「和文化教育」の一環で行った「赤とんぼ」などの全校合唱に研究者が感銘を受け、自身がアドバイザーを務めるサン=ドニ中に紹介。これを機に、サン=ドニ中から交流の申し出があり、2025年9月からビデオ通話などによるオンライン交流を行ってきた。

今回、サン=ドニ中が2年に1度実施する修学旅行の行程に初めて広島が加わり、対面での交流が実現した。
受け入れにあたって、中央中の保護者らがホストファミリーとして協力。来日した生徒たちは各家庭に分かれて宿泊し、日本の家庭生活を体験した。
中央中の生徒らが企画 和文化を楽しむスタンプラリー

6日には、中央中の生徒が「和文化を楽しんでもらおう」とスタンプラリーを企画。部活動ごとに分かれて計20のミッションを考案した。
校内のグラウンドや教室では、あやとりで「ほうき」を作る、けん玉を成功させる、赤とんぼを歌う、箏で「さくら」を演奏するなどのミッションに、両校の生徒がグループになって挑戦。互いに英語や日本語、身振り手振りを交えながら、交流を楽しんだ。


スタンプラリー後の歓送迎会で、小島校長は「中央中の生徒が、おもてなしの心をしっかり発揮してくれて良かったです。サン=ドニ中の生徒には日本での思い出を大切にフランスへ持ち帰ってほしい」とあいさつ。サン=ドニ中の生徒代表バディムさんは「この2日間、私も仲間もとても楽しく過ごせました。皆さんとの交流を通して日本について深く学ぶことができました」と話していた。

サン=ドニ中の教員代表のマーク・ジェハンさんは「授業では先生方が丁寧に指導してくださり、生徒も私たちも授業に入り込んで学ぶことができました」と振り返り、日本語で「ありがとうございます」と感謝を述べた。(猪上)
プレスネット編集部











