
自動車工場の生産設備メンテナンス業を主力とするメンテックワールド(本社・広島県東広島市)。社長を務める小松節子氏が、仕事や地域活動を通して感じた想いや気づきをつづる「ハートフルメッセージ」。
がん患者就労支援講演会に講師で参加して
「浜松市がん患者就労支援講演会」(浜松市など共催)の講師を2月上旬、務めました。講演会はオンライン形式で行われ、浜松市内の地域がん診療連携拠点病院である4総合病院や事業所などとつなぎ、「がんの治療と仕事の両立支援」をテーマに講演をしました。
弊社では、社員の健康を維持し、がんなど病気の早期発見を促すために、年1回の健康診断を行い、会社負担で産業医やメンタルサポート医と契約し、カウンセリングを受けられる体制を整えています。万が一、がんにり患した社員には、働きながら治療を続けられるよう、会社が掛け金を負担する保険に加入しています。変わったところでは、1年間、禁煙に成功した社員には、報奨金を出す制度もあります。
また、病気や障害で元の職場に戻れない社員のために、彼ら彼女らが働きやすい環境を用意しています。花壇の手入れや清掃など、本人の体調に合わせて働くことができる「なんでもやる課」を設けています。現場での作業が難しくなった社員を事務職に異動させるなど、雇用を継続するための配慮も行っています。
講演では、このような健康経営のための取り組みを具体的に紹介しました。私自身が16年前、乳がんにり患したことが、さまざまな制度作りの原動力になっていることも、お話させていただきました。講演後の質疑応答では、聴講した人から、禁煙の報奨金制度や、なんでもやる課のことなどについて質問が相次ぎました。
報奨金制度の効果もあり、この10年間で弊社の喫煙者の6割が禁煙に成功しました。(メンテックワールド社長)
【小松 節子(こまつ せつこ)プロフィル】
2002年4月、メンテックワールド副社長就任。2003年4月から同社社長。代表的公職に広島アセアン協会副会長(2013年4月~)、広島県経営者協会副会長(2024年4月~)、サンフレッチェ広島東広島後援会長(2021年1月~)など。
プレスネット編集部











