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東広島の癒やし景色を楽しむ 観光スポット16選

  • 2025/04/22
いやし景色観光スポット

海あり山ありの東広島には、ゆったりと癒やされる景色を楽しめる場所がいくつもあります。ゴールデンウイークを前に、その一部の観光スポットを紹介します。 (プレスネット編集部)

目次

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安芸津町のモンサンミシェル

安芸津町のモンサンミシェル
2025年2月26日撮影(安芸津町風早大芝島付近)

晴天に恵まれた日は、干潮を狙って安芸津町大芝島に行ってみては。沖の小島に続く砂浜の小道が現れる場所があります。フランスの世界遺産を思わせることから「モンサンミシェル」と親しまれています。この写真の日は、砂浜が鮮やかなアオサで縁取られ、視界のはるかかなたまで三津湾と青空が広がっていました。また、付近では約1億年前の地層、市指定天然記念物「大芝の褶曲(しゅうきょく)した地層」を見ることもできます。(フォトリポーター 井川良成)

干潮ではないとき(写真・ディスカバー東広島)
干潮ではないとき(写真・ディスカバー東広島)

クロボヤ峡(福富町上竹仁)

新緑が気持ちいい湿原までの道
新緑が気持ちいい湿原までの道

沼田川支流の火打坂川上流にある渓谷「クロボヤ峡」には、500本以上のホンシャクナゲが自生しています。その規模は県内最大級で、「竹仁のシャクナゲ群落」として県の天然記念物に指定されています。5月上旬から下旬にかけて一般開放され、淡いピンク色の花を見ることができます。湿原までの道は散策にぴったりで、自然をたっぷりと満喫できます。今年の開放期間は5月1日~31日ごろ。

クロボヤ峡に咲くホンシャクナゲ
クロボヤ峡に咲くホンシャクナゲ

福成寺(西条町下三永)

(写真・ディスカバー東広島)
(写真・ディスカバー東広島)

福成寺は、シャクナゲの名所としても知られています。境内に約100種類、2400本のシャクナゲがあり、4月上旬から5月上旬にかけて次々に咲き誇ります。

(写真・ディスカバー東広島)
(写真・ディスカバー東広島)

三永水源地(西条町下三永)

(写真・ディスカバー東広島)
(写真・ディスカバー東広島)

呉市の水道水源として作られたダムの貯水池。貯水池周辺には桜や藤が植えられており、開花時期のみ無料開放されます。約330㍍にもわたる藤棚は、例年4月下旬~5月上旬に紫やピンクの花が咲き、訪れる人々を楽しませます。今年の開放期間は4月19日~5月6日。

シャクナゲとフジの開花情報は「ヒガシル」 毎週火・金曜日更新

ヒガシル

橋と自然が溶け込む絶景(河内町中河内)

2020年10月31日撮影(河内町中河内)
2020年10月31日撮影(河内町中河内)

河内町中河内から見える広島空港大橋。沼田川渓谷をまたぐ日本一大きなアーチ橋です。そこに太陽が東の空を照らしながら現れました。谷底からの日の出が見られるのは年に数回です。

大芝大橋(安芸津町風早)

2024年11月6日撮影(安芸津町風早大芝島付近)
2024年11月6日撮影(安芸津町風早大芝島付近)

大芝島との間に架けられた大芝大橋。昼は、大芝島を背景に、白い姿が青い空と海に映え、瀬戸内の島々を一望できます。一方で満月の夜には大変身。橋の下から顔を出した月は、橋桁を越えながらゆっくりと大芝島に近づきます。月の黄色、空と海の青、赤い明かりが加わるので、昼とは異なる絶景が現れます。(フォトリポーター 船越雄治)

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【地図】「東広島地歴ウォーク」著者・熊原康博さんに聞く 歩いて楽しむ花スポット

憩いの森公園(西条町寺家)

憩いの森公園のこども広場の上から西条市街地を望む(写真・ディスカバー東広島)
憩いの森公園のこども広場の上から西条市街地を望む(写真・ディスカバー東広島)

標高575㍍の龍王山の麓(ふもと)に広がる憩いの森公園。散策の森、大型遊具のあるこども広場、多目的広場、キャンプ場など、多彩なスペースがあります。山頂までは徒歩約1時間。整備された登山道や芝生エリアがあり、気軽にハイキングを楽しめます。四季折々の自然を満喫できる、東広島の憩いの場です。

板鍋山(豊栄町鍛冶屋)

板鍋山展望台から豊栄町を望む(写真・ディスカバー東広島)
板鍋山展望台から豊栄町を望む(写真・ディスカバー東広島)

標高757㍍の板鍋山。山頂付近には公園「なごみ園」や展望台があり、展望台からは360度のパノラマを満喫できます。車で山頂近くまでアクセスできるため、気軽に山の空気を味わいながら、絶景を堪能できます。

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東広島のご当地グルメ「広島へそ丼」図鑑

どんどん淵峡(豊栄町安宿)

どんどん淵峡
どんどん淵峡(写真・東広島市観光協会)

椋梨川にある渓谷「どんどん淵峡」。「どんどん」という名前は、かつて近くの滝城が落城した際、淵に落ちた太鼓の音が響き渡ったという悲しい伝説に由来します。また、カッパ伝説も残っており、周辺にはカッパの像が数多く設置されています。梅雨時期にはアジサイが美しく咲きます。

ユーモラスなカッパ像
ユーモラスなカッパ像(写真・東広島市観光協会)

長寿の森(八本松町吉川)

2022年4月3日撮影・井川良成
2022年4月3日撮影・井川良成

長寿の森には、エメラルドグリーンの豊穣池(ほうじょういけ)があり、そのほとりに遊歩道や広場が整備されています。散策やハイキングにぴったり。地域や企業の人たちが手入れしており、春は桜がきれいです。

仙石庭園(高屋町高屋堀)

仙石庭園内にある仙神大滝(写真・仙石庭園)
仙石庭園内にある仙神大滝(写真・仙石庭園)

全国の銘石・奇石・組石と季節の花樹を回廊しながら鑑賞できる大規模な石庭「仙石庭園」。数多くある見どころの一つが、人工大滝「仙神大滝」です。多彩な色石で構成され、高さは15㍍。水に濡れて色鮮やかな石や、流れ落ちる水を間近で鑑賞できます。

史跡三ツ城古墳(西条中央)

埴輪のレプリカが並ぶ三ツ城古墳(写真・ディスカバー東広島)
埴輪のレプリカが並ぶ三ツ城古墳(写真・ディスカバー東広島)

西条町の住宅地にたたずむ、5世紀前半に造られた三ツ城古墳。1982年に史跡に指定。その後、保存・復元工事が実施され、今の姿になりました。

三ツ城古墳にある前方後円墳(写真・ディスカバー東広島)
三ツ城古墳にある前方後円墳(写真・ディスカバー東広島)

前方後円墳の麓から階段を上り切ると、その雄大さを感じます。古墳を囲むように並べられた埴輪(はにわ)は、鶏や馬、甲冑(かっちゅう)など多種多様。お気に入りを探してみるのも楽しい。周囲は公園として整備されており、子どもが遊んだり、大人が散歩をしたりと憩いの場にもなっています。

町家の聖地(高屋町白市)

2025年3月26日撮影(高屋町白市。左側が伊原惣十郎家、右側が伊原家)
2025年3月26日撮影(高屋町白市。左側が伊原惣十郎家、右側が伊原家)

高屋町白市には大小の町家が狭い範囲に集積しています。町家の聖地ともいえるでしょう。
中でも江戸時代前期の旧木原家住宅、明治時代初期の伊原惣十郎家住宅、大正時代の伊原正三家住宅は別格なので、私は個人的に町家御三家と呼んでいます。町家マニアにとっては身近な場所で短時間に見学ができる絶景地です。(フォトリポーター 船越雄治)

西条酒蔵通り(西条本町)

(写真・ディスカバー東広島)
(写真・ディスカバー東広島)

酒の芳醇(ほうじゅん)な香りや味に癒やされたいときは、日本三大銘醸地の一つ、JR西条駅近くの西条酒蔵通りへ。七つの蔵元が軒を連ね、なまこ壁や赤レンガの煙突が風情を感じさせます。各酒蔵の直売所では、日本酒を試飲したり限定酒を購入したりして楽しめます。

吾妻子の滝(西条町御薗宇)

(写真・ディスカバー東広島)
(写真・ディスカバー東広島)

西条のまちなかにある吾妻子の滝。落差は約15㍍で、迫力があります。岩肌を滑り落ちる水流と、周囲の木々に癒やされます。

西条盆地を一望(西条町下三永)

2023年7月2日撮影(西条町下三永)
2023年7月2日撮影(西条町下三永)

西条町下三永の福成寺へ向かう車道の途中から、西条盆地を一望できます。木立の間から北を向くと、新幹線、赤瓦が点在する田園地帯、商業施設、マンション群が見えます。発展を続ける東広島市を象徴するような風景です。(フォトリポーター 船越雄治)

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プレスネット編集部

広島県東広島市に密着した情報を発信するフリーペーパー「ザ・ウィークリープレスネット」の編集部。

東広島の行事やイベント、グルメなどジャンルを問わず取材し、週刊で情報を届ける。

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