東広島市鏡山のひろしま国際プラザ内のJICAひろしま地球ひろばでは、開発途上国などの文化や習慣を楽しく知ってもらおうと民族衣装や楽器、日常品などを展示しています。

民族衣装は大人用、子ども用を含め約20~30着展示。見るだけではなく実際に着て撮影できる体験型の展示で、地域ならではの素材、手触り、刺しゅうなどに直接触れることでその国のイメージが膨らみやすくなります。

民族衣装だけではなく、楽器や日常品に触れるなど、さまざまな体験から世界を知ることができます。

また、開発途上国の現状や課題をより身近に感じ、国際協力への関心を高めるきっかけになればと、教育機関に衣装の貸し出しを行っています。
国の伝統を伝える世界の衣装
民族衣装の一部をご紹介します。
模様がかわいい ベトナム社会主義共和国の民族衣装

アオザイ(ドレス)とノンラー(帽子)
アオザイはシルクなどで作られた、立ったえりが特徴の服。普段や結婚式、卒業式などに着るよ。
色が鮮やかで気分が上がる マレーシアの民族衣装

バジュクロン
マレーシアやブルネイの女の人が着る伝統の服で、普段着として、そして祭りや結婚式でも着られているよ。
豪華でかっこいい ウズベキスタン共和国の民族衣装

【上写真、右の男性】ザルチャパン(上着)とドゥッピ(帽子)
儀式や行事などで着る伝統の服で、豪華な装飾が特徴。
【上写真、左の男の子】
伝統的な刺しゅうが入ったスザニ生地を使ったベスト、帽子。
着やすくてかわいい タイ王国の民族衣装

タイに暮らす少数民族の伝統衣装。地域によってデザインや柄が違うよ。帽子に数珠玉もついてるよ。
通気性があって着心地最高! ケニア共和国の民族衣装

キテンゲ(シャツ、パンツ)
カラフルな模様の服で刺しゅうがはなやか。やわらかい綿の生地を使っていて、肌ざわりが良いよ。
文・写真/山北 取材協力/JICA中国 モデル/柳谷さん家族
JICAひろしま地球ひろば
場所:東広島市鏡山3-3-1 ひろしま国際プラザ内
開館時間:月〜金曜 午前9時30分〜午後5時45分
休館日:土・日・祝・年末年始
お問い合わせ先:市民参加協力課 電話 082(421)6305